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肺炎で入院(1)

2007/01 - 2007/02

サンチャゴ観光 / チリ


サンチャゴ

私と同じように車イスでも旅を楽しむキーヤン。彼の友達がサンチャゴに住んでいるので紹介してもらった。宿泊費が浮くだけでなく、現地人の生活に触れられるのはとても楽しいこと。お手伝いさんもいる裕福な家庭。3泊させてもらいました。 

夫のジャコモは昨年仕事を引退し悠々自適の生活。妻のマリーサは絵描きさん。朝食はいつもジャコモが作っていた。毎日アボガドのサンドウィッチ。アボカドは4個で100円と、日本と違ってとっても安い。サンチャゴは野菜も豊富なところです。

ジャコモファミリーは、とっても賑やか。二人の娘はそれぞれ子どもを産み、孫が4人。一人息子は同居していた。家族が仲良しなのはとっても幸せな証拠。ジャコモの自動車の運転は超ラテンで激しいが、息子の運転もそれ以上でF1レーサーのような技術。親子の血。

さて、サンチャゴ市内を観光。魚市場に行って、魚介類を食べるのが定番コース。どこのレストランに入ろうかと悩んだが、地元民が食べている小さな安そうな店に入った。魚介類スープは、めちゃめちゃ美味しかったです! 2000ペソ(400円)なり。

ちょうどチリは夏真っ盛り。ジャコモの住むヌノア地区では、コンサートや演劇などが毎夜開催。入場は無料です。日没の21時ごろから開始。前方席は高齢者優先席。階段席は若者。障害のある人は最前列横の席を優先。バッチリ配慮されています。なんて豊かなのでしょう。コミュニティがあり、人々が集うイベントがあるなんて!

 


バルパライソ

首都サンチャゴからバスで90分。太平洋に面した港町バルパライソ。坂の町にへばりつくようにアシェンソール(ケーブルカー/エレベーター)が作られているのが有名です。

  

ほとんどのアシェンソールは階段ですが、スロープのあるところを発見。早速、登ってみることにする!

 

入場も別入口があった。管理のおばさんに頼んで鍵を開けてもらう。利用料の小銭を支払い、そのままアシェンソールの内部へ入ります。

上に着きました。丘の上なので坂ばかり。車イスで動くことは難しい。写真撮影だけしました。十分に満足なり。


ビーニャ・デル・マール 

バルパライソで昼食を取り、港より海沿いを走る電車に乗って、リゾート地ビーニャへ移動した。ビーニャは海水浴を楽しむ人たちで騒々しかった。どこでもある観光地の風景。 

サンチャゴからの日帰り旅行。車イスでバスに乗るのは大変でした。最前列に座らせてもらいましたが、入口近くの補助席にはどうしても座らせてくれなかった。バルパライソもビーニャも、町をたくさん歩いたので疲れました。

ちなみに、チリは南米随一のバリアフリーでした。 アルゼンチン、ブラジルよりも優れていました。


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