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メープル街道 (4)

2014/10

モントリオール / カナダ


国際会議に出席

モントリオール空港でレンタカーを返却し、市内へとバス移動。もちろんノンステップバス。 

ホテルに荷物を置いて、ダウンタウンの中心にある会議場へ。フランス的な色合い。地下鉄の駅と直結も、残念ながら駅や地下鉄はバリアフリーでないため、徒歩で行ける場所にホテルを確保。

全ての人への目的地。3日間の観光バリアフリーに関する国際会議。私も無事に論文発表を終了。色んな出会いもあり、遠くから自腹で参加して実りがあった。

会議の合間に、アイスホッケーの試合があったので、オタワに続いて観戦。試合開始前の国歌斉唱を撮影。

名門カナディアンズは、車いす席のネット購入が可能だったが、残席が少なく介護者席は取れず。理由は座席数が北米にしては少ないこと。50席ぐらい。ただし割引がある。同一エリアの3分の1の値段で見れる。しかしながら、価格の優遇より同じ権利が欲しいところ。米国では、基本全てのエリアに車いす席がある。よって障害者席の割引は無い。

休憩時間には通路やホワイエに人が多くて、トイレに行けなかったので、試合中にトイレに行った。席に戻るとき、通路に人が立っていたので「どいてください」といっても無視。プレー中は座席に戻るのを控え、入口付近で待つのがマナーみたいだが、私の車いす席は、目の前。ちょっと横に動くだけで通れるのに、どいてくれない。警備員も横にいるので怒った。警備員にもなんで注意しないんだよと。それも我関せず。冷たい人々。

カナダのバリアフリー。米国とほとんど変わらないと勘違いしていた。大西洋側のバンクーバーは進んでいると思うが、大西洋側のケベックはイマイチだった。やっぱりきちんと滞在しないとわからない。


市内観光

会議の最終日は午前中で終了。午後から時間があったので、歩いての市内観光へ。旧市街にあるゴシック教会へ。

警備員が出口から入りなさいと招いてくれた。入場料がかかるのだが、入口を通っていないので無料というわけ。

期待していなかったが、見ごたえのある教会だった。装飾が素晴らしい。大きい。必見ですね。

続いて、昔ながらの市場へ。現在は土産物屋さん、お洒落な洋服屋さんがメインの店となっている。

セントローレンス川へ。川沿いは公園になっているが、晩秋で寒いため、人はいない。市民プールもあったので、夏にはとても賑わう場所だろう。

川沿いの散策。市内中心部の川沿いに、大きな工場の跡があった。今は廃墟となっていた。昔は重工業も大都市の真ん中だけど、川沿いで物流はしやすいため、盛んであったのだろう。

モントリオールは、雪が降ることもあるせいか、道がガタガタ。地下鉄の駅は、ほとんどが階段のみ。ショッピングモールや地下街も段差だらけで幻滅。スロープでいいのに、段差解消の昇降機などあったりするが壊れていたりした。この写真もビルとビルとの間が高級商店街になっているところ。寒い冬でも歩きやすいような工夫がされている。

現代美術館などある、新市街。やっぱり坂道が多い。車いすで歩くの大変です。


食事

ケベックの名物?といえば、フレンチポテトにチーズと甘いソースをかけたもの「プーティン」。ファーストフード店で注文したけど、イマイチでした。世界に広がらないわけである。ローカルフード。

モントリオールは、ベーグルが有名らしいです。サンドウィッチは美味しかった。

会議場の1階にも、ホールトンズがありました。いつも行列。大人気。カナダの皆さんは、甘いコーヒーが大好き。

最終日の夜、同じく会議に参加していた、台湾の友人ジャッキーと奥さんと夕食へ。人気のステーキハウスというか、少し豪華なファミリーレストラン。

800グラムのステーキを注文。人生で一番大きなサイズであるが、骨を含んでの重さみたいで肩透かし。食べきれるか不安でしたが、正味の肉は600グラム弱だったので、完食できました。


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