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イスラームの世界へ (4)

2012/09

中東の米国 / クウェート


アメリカの香り

湾岸戦争のイメージで、怖い印象のあるクウェート。果たしてその実態は行ってみないとわからない。ボーダレスな時代。ビザは空港で簡単に取得できる。3KWD = 900円と値段も安い。

小さな国。石油がとれるところ。中東に作った米国の拠点。そんな印象を受けた。他の湾岸諸国と比べて圧倒的に、米国人(軍人も含む)が多い。走っている車は日本製は少なく、大きな車体のでっかいアメ車ばかり。米国のファーストフード店も目立つ。

完全なる車社会。歩道は少なく、歩いている人もほとんどいないので活気を感じない。中心部は高層ビルが並ぶ。米国の影響か、建物にスロープ設置は目立つ。

1泊して、翌朝、観光ポイントであるクウェートタワーを目指す。ホテルから直線距離だと2キロほど。歩いていけると思ったら、道路が邪魔で横断できない。車優先。歩道がない。横断歩道がない。お金払ってタクシーに乗ってまで行く必要なし。ちょっとだけ近づけたので、そこから記念撮影して、観光は終わり。

遅い朝ごはんとして、ファラーフェルを食べる。労働者用のレストランが見つかり朝食もやっていた。中東で定番のファーストフード。ひよこ豆のコロッケと野菜ピクルスのサンドウィッチ。

9月の訪問。やはり暑い。歩ける街でないし、見るものもないので、ホテルに戻って休息。そしてタクシーを呼んでもらって、空港へ。ちなみに、市内-空港のタクシー代は、5KWD=1500円。

タクシー運転手は、インドからの労働者だった。ハイデラバードの出身なので、イスラム教徒。仲良く会話を楽しむことができた。以下、インド人タクシー運転手のハナシ。

 ・ クウェート人は働かない。サインをするだけ。7時~13時が勤務時間。
 ・ 午前中で仕事は終わり。疲れたといって、家に帰って寝る。そして食べる。
 ・ クウェート人の給与は約30万円。お手伝い、運転手付き。家は無料。所得税や住民税は無し。
 ・ 酒なし、女なし、ギャンブルなしだから、趣味は散財(ショッピング)。
 ・ 子ども一人につき、50KWD(=15000円)の手当が妊娠中から貰える。子どもたくさん作る。
 ・ ガソリン 1kWD(300円)=15リットル。つまり1リットル=約20円。

水は、ホテルで500mlペットボトルが100円。つまり2本で200円で、飲料水が石油より高い。もちろん大きなタンクで買えば、ずっとずっと安いけど。ちなみに、コーラは売店で、30円。

石油は神の恵みとはいえ、これだけ与えられると怠けるのはわかる。勤勉さ、忍耐強さに欠けてしまうだろう。サッカーの試合でも、多少そのような国民性が見られると思う。

クウェートシティ空港は、ショッピングセンターも有り、とても大きくて、人が常に多くて、賑やか。買物をしたり、おしゃべりをしたりする人も多い。

空港のセキュリティ。厳しいとのイメージも、ボディチェックは1度も無し。係員は携帯で遊んだり、通話をしていて、仕事をしない。ゆるゆるだらだら。まあ平和でいいんだけど。

車いすトイレも、きちんとありました。米国のように一般トイレの一番奥が広いゆったりトイレ。バリアフリーについては米国の影響を受けて整備されている。それは嬉しいこと。

飛行機で、イランへ向けて出発! さようならクウェート! 窓から市内がとても美しく見えました。画一的に放射線上に拡がる道路。区画整理された住宅。昔からの住民は少なく、計画都市であることが明白。まさに、石油のために作られた街(国)という印象がしますね。

ところで、通貨は、私が今まで訪問した国の中で、単位当たりが1番高かった。1KWD(クウェートドル)が、約300円。金持ち国なんだとの印象。ちなみに硬貨で最高額は、日本の500円玉。世界ではお札が多いです。


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