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韓国 済州島

2011/04


車いす3台+介助者2名

東日本大震災が発生し、自粛ムードの4月上旬、韓国の済州島へ行ってきました。
電動車いすの夫婦を連れての2泊3日。夫婦は電動車いすで生活しているが、手動車いすに乗り換えての旅。
夫婦の介助者2名を連れて、案内係でもある私を入れて計5名。目的はサッカーの応援。

済州島にはリフト付きの車が無いので、ワンボックスカーをチャーターした。 リンク
1日8時間 1万1000円。 2日間で2万5000円で契約。夜のサッカー観戦、車いす3台なので多めに支払った。
一緒に食べた運転手の昼食代はこちらもち。レストラン紹介料ですね。

30歳まで鶴橋に住んでいた日本語ペラペラ、大阪人でもある韓国人「ゆきおちゃん」が運転手だった。
彼は今月予約の入っていた11件の仕事が、震災で9件キャンセルとなり嘆いていた。
大きな自動車なので、車いす3台も積むことができた。良かった。良かった。

関西空港から、済州島へは直行便。お昼前に到着。
ランチは焼肉を希望したら、日本より高いよと釘を刺される。豪遊するつもりはないので、運転手オススメの店へ。
サムゲタン(鶏参湯)を食べにいった。地鶏がとろける。出汁が最高。

19時30分が試合開始なので、それまで島内観光へ。お化け道路を体験してから、健康と性の博物館へ。
エッチな彫刻などが並ぶ。カップルで来ている人も多く、露骨な展示も多かった。

ホテルにチェックインして、小休憩をしたら、試合の行われる済州スタジアムへ。でも、観客が誰もいない。
スタジアムの隣にショッピングセンターがあるので、そこで買い出し+食事。

日韓ワールドカップの会場ともなった、非常に立派な専用スタジアム。
バックスタンド最後列は車いす席。誰も観客いないけど。ゴール裏の最後列にも座れる。バリアフリーも最高。

アウェイ・ゴール裏の最後列で見ようかと思ったが、皆はゴール裏の下段に集まって応援している。
運転手が現地球団スタッフに交渉。日本からわざわざ来たのだから下に座らせろ!エレベーターもあるだろ! 
ゴリ押ししてくれた。するとOKが出て、メインスタンドの関係者入口へと周り、エレベーターで下に降り、
そこから横移動し、車いす席ではないけど、本当のゴール真裏で観戦することになった。ラッキー!

このスタジアムは複合施設。ゴルフ練習場や、公衆浴場、スポーツクラブ、プールなどが併設。
サッカーの試合はほとんど開催されないし、プロ球団も作られたが人気がなく観客も集まらない。
アウェイゴール裏のスタンド下は、ゴルフ練習場で、そこのトイレを借りた。
試合中でもゴルフ練習をしている人がいたのには驚いた。

ACL アジアチャンピオンズリーグ、サッカーの試合。残念ながら1-2で逆転負け。
震災の影響で試合感覚が失われていたこと、フィジカルで押し込まれ、ズルズルと下がる。負けパターンでした。

観衆は、2167人。 韓国では代表は人気でも、Kリーグ(プロサッカー)はあまり人気がない。
済州ユナイテッドも新しいチーム。スタジアムは都市でない田舎に立地。
ガンバ大阪の方がサポーターも多く、応援も大きかった。
応援の仕方や、その熱気を学びに、何人かが偵察にきてるぐらい。こちらの熱狂が羨ましいようでした。


観光ツアー

済州島2日目。日文観光団地から、ぐるっと東部を廻りながら、済州市へと戻る。
まずは、西帰浦にある「天帝淵瀑布」へ。駐車場から滝への遊歩道は段差もなくバリアフリー。
橋にある守り神「トルハルバン(石製のおじいさん)」の像。運転手は優秀な日本語ガイドでもあります。

済州島は、修学旅行生がとても多い。滝にも女子高生がわんさか。
まだ垢ぬけない、じゃがいものような子ばかり。日本の女子高生の方がずっとカワイイ。
テレビで見る芸能人は整った顔をしているのになぜ?と運転手に尋ねると、
「芸能人は皆、整形しているから」との返事。

「ただ、芸能人は同じような顔ばかりでつまらないね」「この女子高生も卒業したら多くが整形するよ」
「整形のために貯金している家も多いよ」とも。二重にする、鼻筋を整える、顎を削る、一般的とのこと。

さて、この観光名所の滝には、車いすトイレがありました。
韓国もバリアフリーが整備され、環境がよくなっています。嬉しいことです。18年前の初訪問とは雲泥の変化。

この日のランチは、トコブシという小ぶりのアワビが入った海鮮鍋。ピリ辛味。
運転手オススメの店で。美味しくいただく。

お腹を満たしたら、済州民俗村博物館へ。こちらも段差解消されて、バリアフリーになっていたので嬉しい。
色んなドラマのロケセットもあるが、韓流ドラマを見ていない私にはわからない。
これまた修学旅行生の群衆と何度も遭遇して、賑やかでした。

次は、体験型観光へ。四輪バイク(ATV)に乗ってみたかった。15分で、25,000ウォン(2000円)と値段も安い。
スタッフは、車いすの私を見て少し心配そうにしたが、堂々と大丈夫だよと返事をして、乗り込んだ。

土埃、泥で汚れるため、着替えての出陣。同行者と2名で挑戦。二人とも初体験!
座位姿勢は極めて安定。体も動きません。転倒しない限り大丈夫。

写真のような場所をぐるぐると走るのかなと思いきや、インストラクターは奥へと進む。
道なき道を突き進む。草をかきわけ、ぬかるみを渡り、丘を上り下る。
初心者なのにいきなり過激なコース。日本じゃ有り得ない。さすが徴兵制のある韓国。
我々2名の安定した走りを見て判断したのでしょうけど、ビビりました。興奮しました。

 

四輪バイクも堪能し、観光は終了。済州市に戻ってきた。ここで貸切タクシーとは契約終了。
運転手に段差のないモーテルを紹介して欲しいと頼むが、見つけることはできなかった。
どこも段差あり。仕方ない。ただし内部にはエレベーターがある。

1泊目は豪華なリゾートホテル。2泊目は節約してモーテル(ラブホテル)。
布団はピンク。床はオンドル(床暖房)。部屋が乾燥していて、喉がやられた。
疲れも重なってか、帰国後に体調を崩してしまった。3日後は台湾出張なのに。

→ 案の定、風邪をひき、台北空港の入国のとき、高熱で止められた。
   空港内の診療所へ行って薬をもらった。1日寝込んで仕事にならなかった。

2日目の夜。済州市の繁華街を散策。豚肉通りがあった。その一角で豚の焼肉。
牛は日本よりも高い値段がすることもあり、節約派の我々は豚肉を選択。美味しくて超満足。一人1000円ほど。

3日目。済州市内の市場観光や土産物の購入。
済州空港へはタクシー2台に分乗して移動。市内から空港が近いので、タクシー代は500円ほど。

車いす3台で韓国旅行ができるのか不安もありましたが、事故もなく無事に帰国しました。


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