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リベンジ 南太平洋 (2)

2019/07

ホエール・スイム / トンガ


フィジーから飛ぶ

サモアとトンガを結ぶ空路は基本ない。トンガ航空が、小さなプロペラ機を飛ばしているが、週1-2本とか少ないし、値段も安くはない。ネットでも買えなかった。サモアから、フィジーに一度戻って、空港ホテルで宿泊して、トンガへと移動することに。同日移動したいが、そんな都合のよいフライトはなかった。

南太平洋のハブ空港、ナンディ空港は新しくなっていた。国内線の食堂が安いので、そこで食事。インド系が多いフィジーなので、南インド料理「ビリヤーニ」と豆スープを注文。量が多すぎ。

大きな飛行機だったが、ガラガラだった。無事にトンガへ到着。機内から首都が見える。首都といっても都会ではありません。サモアよりさらに田舎。人口11万人。こちらもラグビーで有名な国。農業が盛ん。

空港には、ボーディングランプ(搭乗スロープ)があり。私の飛行機は沖止めだったので、あれを持ってくるかなあと思ったら、普通の階段だった(笑)。そこは担いでもらって降りる。

空港から市内へのタクシー。サモア同様に、教会が目立つ。基本カトリックだが、モルモンもあり。道には、野良犬、野良豚が多い。飼い主はいるみたいだが、野放し。タクシー運転手によると、犬を食べる。カバ(地酒)との相性がいいのだと。馬も食べる。何でも食べる。豚の丸焼きはご馳走とのこと。


ホエールスイム(鯨と泳ぐ)

トンガ観光の目玉はホエール(鯨)。6月-9月に、2000頭が回遊する。マンタやイルカも多数。鯨を見るダイビングは、トンガの離島ババウが有名で観光化されている。私が参加したのは首都から気軽にいけるツアー。シュノーケリングで泳ぐもの。

そのホエールスイムに一人で参加(インターネットで事前予約)。船に乗れたら、泳げたら、と大きな期待はしていなかった。車いすだもの。8時10分ホテルに迎え。ウエットスーツに着替えて、小型の船に。私入れて5名の客。大型船がいいなあ。揺れないし、ダイビングのデッキがあるから。ただ小型船は小回りが利く。早い。クジラを追いかけやすい。スタッフはとても親切。桟橋から船もひょいと担いでくれた。

小さい船で揺れた。撃沈。ゲボゲボ計3回もどした。朝食は全部出た。同時に下からもダダ漏れ。ウエットスーツなので固体は出ないのだけが救い。

鯨は何頭か発見したが、一緒に泳げる距離ではなし。泳いでいると、深く潜っていると、水中でも見れない。こちらに興味を示し、イルカのように近寄ってくることもあるとか。5メートルの距離になることもあるとか。

2名のツアー参加者が1度、海に入ったが鯨は見れず。水温は暖かいが、外は寒い。上がったら凍えていた。私はツアーの途中で何度も眠った(身体の防御反応)。必死に手すりにしがみついていた。ランチも食べられず。

ところで、鯨は、マダガスカル、アイスランドで見たことあり。トンガでは鯨と一緒に泳げなかったけど、寒いし、小型船で海から船に戻るのは困難が予想されたので、まあよかったか。うんこを漏らしていたから、水中で体を洗いたかったけど。それでもウェットスーツ脱がない限りは無理か。

6時間の試練が終了。港へ戻る。シャワー室は無し。外の花壇に腰かけて、ホースの水で体を洗う。NZ出身の女性スタッフは気にしないでと、いろいろ助けてくれた。NZキウィは本当いいよね。かなりのうんちがウエットスーツに挟まっていた。着替えて、ホテルまでは歩いて帰る。

お墓の前を通る。とても派手。お葬式もお金をかけそうな感じ。

港から市内中心部への途中に要塞みたいな巨大建築物があった。中国大使館。王宮より大きいんじゃないの? 流石に高さは王宮よりは高くしてない感じだった。南太平洋にも着々と進行中。ただしトンガのフェリーターミナルは、JICAの援助で建てられました。

首都ヌクアロファのバスターミナル。時刻表、看板もありません。のんびりです。 

市場の写真。タロイモが並べられています。翌朝、空港への移動するタクシーから市内を眺めると、野菜屋さん、果物屋さんなど、商品を店内に片づけず、露天にそのまま置いていました。泥棒がいない国なのかも。小さい国ですからね。とても平和。巨体で優しい人々でした。。

トンガでは首都ヌクアロファで2泊。次は、バヌアツへと飛びます!


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