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念願のサウジへ

2020/01-02

セーシェル


インド出張の事前旅行

インド洋にある島国のセーシェル。マダガスカルの北東。インドの南西。花崗岩のビーチと、エコツーリズムで有名。ムンバイから直行便あり。出張前に、訪問国稼ぎをすることにした。174ヶ国目。

セーシェルは、世界で最もお金のかかる観光地でもある。100ユーロ以下の宿を探すのが大変。ほとんどない。ホテルは、200ユーロから。1000ユーロ以上の高級リゾートもある。レストランも20ユーロから。地元の屋台とかで8ユーロとか。

色々と調べたが、100ユーロぐらいで泊まれそうなゲストハウスが見つからない。あったとしても中心部ではなく郊外とか場所が悪い。基本的に安宿は全て民宿なので一般の家。階段や段差も多く、車いすでの宿泊は困難そう。結局、220ユーロのリゾートホテルを予約した。4つ星。1泊だけど高いなあ。とほほ。

空港でレンタカーを予約していた。空港に営業所カウンターがない小さなネットだけの会社だった。出迎えもなし。親切なタクシー運転手が困っている私に助け船。レンタカー会社に電話してくれて、こちらに来ると確認。SIMカードを買って自分で電話しても良かったが、2日の滞在のためにSIMカード(2000円くらいかな?)を買うのは勿体ない。

レンタカー会社の兄ちゃんは優しく、私が運転するレンタカーに携帯用手動装置もきちんと装着してくれた。自分でやると大変なので助かる。車の返却は空港の端にある駐車場に鍵を中に入れて停めるだけ。合鍵があるからOKらしい。小さな島。仮に盗難があったとしてもすぐ見つかる。

空港から一人でレンタカー開始。海岸沿いを適当に走る。2日間で島を一周する予定。携帯のナビもなし。ホテルの位置だけはわからないとと、グーグルマップを印刷だけしてきた。信号のないフランス式の道路システム。道路は狭い、交通量もそれなりに多いが、運転は難しくない。島だから、スローライフ。

朝に到着。良いランチを食べよう、シーフードを食べようと思うが、レストランがない。高級リゾートではホテルで食事を済ませるのが普通。安いバンガローとかでは部屋にキッチン。スーパーで食材を買う人が多い。地元民の外食はバーぐらいなもの。景色の良いところにオシャレなフランス料理店があったので入ろうと思うが、昼の営業はしてないとのこと。仕方なく予約していたホテル「アバーニ」へ。車いす(お身体が不自由な人)の駐車スペースあり。

メインダイニングで昼食。小さな3つのハンバーガーと、生ビール。これで30ユーロぐらい。。。波の音を聞きながらの贅沢な時間。パソコンを開いてメールチェック。仕事する。

ホテルの夕食の一つ。砂浜でのカップルディナー。デザートを含んだ4品+シャンパンボトル。2900セーシェル・ルピーと、一人2万円弱。ブルジョワです。私の夕食は、部屋にあったバナナとフルーツ。お菓子で節約。ちなみにメインダイニングでは、夕食時に生演奏あり。まあ高級ホテルですから。演奏だけを部屋の窓から聞く。

宿泊した車いす対応の部屋。庭からのアクセス。段差なし。広いバスルーム。完璧。でも一人なので寂しい。

翌日の朝食。チェックアウト12時まで、当然のように、くつろぐ。インドへ戻る便は夜10時。日が落ちるまでに空港へ戻れば良い。貧乏性なので、ビュッフェを取りまくる。食いまくる。昼も兼ねた豪華朝食。


マヘ島を一周

ホテルがあったのはマヘ島の西側。首都ビクトリアがあるのは東側。山を超えて賑やかな方へ。高級リゾートの別荘が並ぶ人工島エデンを、道路沿いにある展望台から眺める。車の中から写真を一枚。

首都ビクトリア。正面のビルは中央銀行かな。

街の中心に時計台があります。珍しい信号もあり! ここだけ渋滞しています。

漁港。新鮮なマグロ、カツオが仕入れできそう。

一番ホテルが集中するボー・ヴァロン地区へ。ここが観光の中心。歩いてぶらぶら出来るエリアでもあるので、このエリアに泊まりたかったが、車いすで泊まれそうな「コーラル・ストランド・ホテル」は満室だった。

ヴァロンビーチの遊歩道。屋台が出ていて、お手頃な弁当やサンドウィッチ、シーフードも食べれます。ビーチは公共。高級ホテルの滞在客も外へ出て利用します。

シュノーケリング、釣り、クルーズ、現地ツアーの申し込みができます。観光客の多くは1週間ぐらいの滞在。素晴らしい海がありますからね。もちろん高級ホテルにもツアーデスク有り。

カフェもあります。治安も良く平和です。高級ホテルに滞在し、昼はぶらぶら。ビーチでのんびり。1日、2日はツアーに申し込む。そんな観光客。

最初、泊まりたかったストランドホテル。古いですが、立地は一番良い。改装されてエレベーター有り。車いす対応部屋もあると言っていたので、泊まれそう。前を通ったので敷地を見学させてもらいました。私の感は正しく、良いホテルですね。そこまで値段も高くないです。

 

ストランドホテルの庭で飼っているゾウガメ。

車に戻ってドライブ再開。岩のビーチが見えます。島のそこらじゅうが絶景ビーチ。どこでもプライベートビーチ。車いすじゃなかったら、車を停めてビーチを歩き、ひと泳ぎするのですが、車いすで砂浜は歩けないので、車窓のみ。

国会議事堂? 政府機関です。埋め立て人工島にあります。土地はないので埋め立てて拡げています。大きな港もここにあります。海洋輸送の中継点となるところ。景気は良いようです。世界中どこでもそうですが、中国資本の進出も目立ちます。

人工島にならぶ新興住宅地。整然とした街並み。坂道だらけの島にあって、唯一平坦な場所。きれいな住宅ですが、味気ない。商店もなく、雑多な雰囲気ないので寂しいかなあ。

空港に戻る。1泊2日のレンタカーも終了。空港には車いすトイレあり。最高。お腹をスッキリさせて、フライトに備える。

土産屋に展示されていた、お尻の形をしたヤシの実。非売品。セーシェル名物ですが、もう取りつくしたのかな。


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