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動物の楽園
(2)

2006/02

マニャーラ湖 / タンザニア


ツアー申込

ザンジバルのインド系旅行代理店が親切であった。お礼にと、アルーシャのサファリ旅行代理店を紹介してもらった。その見返りとして、アルーシャ空港への出迎え。市内へのタクシー代を我々は節約するのだ。アルーシャの旅行代理店も、サファリの客がつかめるのであれば、お安い御用。

当初は、2泊3日で、セレンゲティとンゴロンゴロを廻りたかったが、2泊3日ではセレンゲティには行けないとのこと。仕方なく、3泊4日に。140ドル×4日=560ドルなり。7人乗りの4WD。5名のツアー参加者に運転手と料理人が加わる。ツアーは食事、ドリンク(水とジュース)、入場料込み。宿泊はキャンプ。寝袋やテントは貸してくれる。

私と妻以外のツアー客は、チェコ人の社会人カップル。二人とも頭が良く旅行好き。彼らは、130ドル×4日=520ドルだった。寝袋とテントは自分達で用意するからと値引き交渉成立。街中の旅行代理店を探したらしく、つまりこれが最安値。

もう一人は、イタリア人のおじさん。レストランを経営していて年金暮らし。料理人はシーズン以外は旅に出ることが多く、世界中を旅している。特に南米とアフリカ。コンゴ(ザイール)を20年前に旅したことが強烈な印象だったみたいで、何度も話してくれた。彼は、120ドル×4日=480ドル。その代わり、5日も!待ったらしい。流石の交渉術です。はい。ツアーに空きが出たときに呼ばれるので、いつ出発できるかわからないのが安い理由。

つまり我々が最も高い値段を支払っていたが(定価)、その代わりアルーシャについた翌朝に出発。時間の節約をすることができたので支払った料金に何の問題もなし。ちゃんと相場を支払っていたみたいなので安心しました。


マニャーラ湖

午前9時に集合し、スーパーで買物&ガソリン補給。 のんびりとした出発。マサイのロードショップに立ち寄り休憩。のんびり。正午にキャンプサイトに到着した。昼食後、13時15分、いよいよマニャーラ湖ゲームドライブへ!

マニャーラ湖は、山脈の麓にある森林と湖。山からの豊富な水があるため、近くには農耕を営む村もある。湖の西側は、山と挟まれており、天然の保護区。カバ、鳥、ペリカン、キリン、象、インパラ、しまうま、ヌー、水牛、チーター、ライオン、などが見れる。最も有名なのは、バブーン(ヒヒ)と猿。 これから行く公園と比較すると迫力不足です。

希望としては、マニャーラ湖はパスして、セレンゲティ3日、ンゴロンゴロ1日が良かったのですが、それは認められず。セレンゲティ3日行くなら、4泊5日になるそうです。厄介なシステム。

さて、国立公園に入場。森の中に象さんがいました。熱帯地域なので、体は少し小さいです。 南部アフリカの象はもっと大きいです。同じ種類の動物でも、寒い地方に住むのは体が大きく、暑い地方に住むのは体が小さくなります。人間も同じですよね。暑いと熱発散が必要だからで、寒いとエネルギーを溜め込むから。

セクレタリー・バード(秘書鳥)という名前の鳥です。白いシャツに、黒いスカート。植民地時代の秘書の姿格好にそっくりだから名づけられました。

ヌー(ワイルド・ビースト)の群れです。休憩しています。干上がった湖の部分です。奥には森と、山が見えます。

インパラの群れですが、この直前に砂嵐がきました。赤土が舞い上がり、空が真っ赤に染まり、とっても怖かったです。すごい自然現象。木々が枯れているのは、近年の雨不足なのでしょうか? 荒涼とした水のない湖となっています。

唯一の大物。狩りをするライオンです。じっと獲物を見つめていますが、いつになったら襲うのかわかりません。日没が近づいてきたので、公園が閉まる時間なので、このままお別れです。


キャンプ場

2日目の朝食です。安いツアーなので簡素ですが、十分です。コーヒー、紅茶はお湯があるので飲み放題です。

さあ、いよいよセレンゲティへ出発です。キャンプ道具テントや食料を積み込みます。私は特等席の助手席。でも後ろの席ならば天井が開いて、自動車の中から立って眺めれます。もちろん私は立てないので、助手席でOKなのです。乗降もしやすいですしね。


マニャーラ湖 写真館 by  妻

妻は高性能のカメラを持っていきました。私のカメラは途中でレンズが壊れてしまい、あまり綺麗に撮影していないので、こちらをご覧ください。


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