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川湯温泉 公衆浴場

2011年

個人的なことですが、日帰り温泉が好きです。安いから。雰囲気があるから。地元民の生活風景が見れるから。
北海道の道東、泉質がとても良いことでも有名な川湯温泉。250円の公衆浴場に突撃。

入口には段差がないのですが、番台のところには段差。靴を抜いでの蹴上がり。
両サイドを手でもって一人で上がれるので、料金を支払おうとすると、番台のおばさんがしかめっ面をしていた。
車いすでは入れない。入ってくれるな。と目で訴えかけてくる。
「一人で大丈夫ですから」といって、250円を置いて中に入った。「大丈夫かね~」と心配声。
ダメとは言わなかったが、明らかに嫌がっていた。車いすは土足になるため、タイヤをタオルで拭いてきれいにした。

おばさんが心配したように、脱衣所から風呂まで段差があった。
内部の2段は一人では上がれないが、誰かの手助けで押してもらえれば、一人の介助で入れる。
最悪は、地べたに降りて這っていく方法もある。 幸い、先客が3名いたのでなんとかなると判断した。

 

川湯の泉質は最高。匂いプンプン。肌にまとわりつくようなヌメリ感。地元民用ということもあってか、温度も非常に高い。
時間がなかったので、5分ほど温もって、ささっと出た。 お風呂に入っていた人に車いすを押してもらって脱衣所へと戻った。 

着替えて、番台に戻ると、おばさんが謝ってくる「入れないてごめんね。古いし設備ないんだよ」と。
「いえいえ、中に入りましたよ。いいお湯ですね」と応えた。
外に出て、自動車に乗り込もうとすると、おばさんは追いかけてきて、また謝った。ごめんねと。
設備がない、バリアフリーでないのは構わない。ただ入浴拒否だけはして欲しくないなあ~。自分でなんとかするからさ。

一方、公共の足湯はバリアフリー化がされていました。道から予算がついて、作られた立派な設備。
段差もなく、温泉川にも近づける。足湯に入るのに、移って座る必要があるのは、しょうがない。
車いすのまま足湯につかれるなんてことは不可能。

足湯もいいのですが、公衆浴場もバリアフリー化されるといいな。地域の高齢者や障害者も利用しやすくなる。
えっ、温泉宿に泊まれって。そうですね。ケチくさくてすいません。