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名古屋城

2006年

姉の家族と一緒に名古屋城を観光。 入口早々に入場券売場がありました。
障害者割引がありましたが、 障害者手帳を持参していなかったので、大人500円を支払いました。 
面倒なので交渉もしませんでした。向こうも「手帳は持っていませんか?」と聞いてきませんでした。 

車椅子でも同じように見学できるのであれば、通常料金を支払っても全く問題なし。優遇されるのはおかしなこと。
それにしても、日本は手帳主義ですね。 手帳がなければ優遇が受けれない。設備が利用できないこともあるのは問題です。

名古屋城の庭園はあまり美しくなかったのですが、天守閣は見事。 エレベーターもありました。その入口には「専用」の文字。 
入場料を払っているわけなんだし、皆が使えばいいと思う。見た目には不自由でなくても、利用したい人はいると思います。 
「専用」なんて書くのはナンセンス。混雑することがあるなら、譲り合えばいい。
譲り合いのできない人々、国民なら、あまりにも情けない。それを国が、名古屋城が認めているなら、情けない。 
エレベーターには職員が常駐していました。 チェックしているのでしょうかね?ご苦労さまです。

 

名古屋城の天守閣は戦争で被害をうけたらしく、戦後、鉄骨で復刻されました。だから内部に段差はなし。
天守閣の中に入るためのエレベーターは最近作られましたが、内部のエレベーターは昔からあるのかも。
車いすでも快適に観光できます。ただし、最上階の展望台は階段のみなので見れません。残念。

天守閣の1階に3Dシアターがあったのでそちらも観賞。車いすは出口のほうから案内され、段差なしで入場。
本丸御殿復元への寄付を求めるといった内容を見たあと、出るときに係員がシアナー内のお客さんにアナウンス。
「車いすのお客様がいらっしゃいます。先に退場されますので、恐れ入りますが、お待ちください」

私は出口の側で見ていました。すぐに外に出ることができました。わざわざアナウンスしなくても何の問題もありません。
50名ぐらいの小さなシアター。姉家族も「気分が悪い」と障害の強調、特別扱いに違和感を感じてました。

仮に、別案内が必要ならば、ささっと退場するか、事前に最後に案内するなど、スマートに案内して欲しいものです。
障害が強調されるバリアフリーとはいえ、名古屋城を車いすの人でも観光できるのは嬉しい限り。
サービス面での、心のバリアフリーも配慮してもらえれば最高です。

(補足)
 
大阪城も外部と内部にエレベーターが設置され、車いすで入ることができます。大阪城は天守閣にも行けます。
城に行くまでのアプローチも段差なく、雰囲気があって面白いですよ。
名古屋城と大阪城、この2つが車いすで内部も楽しめるお城となっています。