UNIVERSITY OF CALIFORNIA, BERKELEY
SERVICES TO STUDENTS WITH DISABILITIES

PRACTICES FOR THE ASSESSMENT AND ACCOMMODATION OF
STUDENTS WITH LEARNING DISABILITIES - REVISED

学習障害を持つ学生の査定と学習環境の実施 (改訂)


連邦政府と州の法律、カリフォルニア大学の指針は、大学が、Learning Disabilities(学習障害)を持つ学生を含めた、障害を持つ学生に学業に関連する計画の中で合理的な学習環境を提供することを要求している。大学は、National Joint Committee on Learning Disabilities(学習障害国家共同委員会)によって明らかにされた学習障害の定義を採用している。

「学習障害」という言葉は、習得、聞き取り、読み取り、書き取り、論証立て、数学能力において重大な困難が明らかになっている障害を持つ異種のグループを呼ぶ。これらの障害は、その個人に内在し、中枢神経系機能障害によるものだと推測され、生涯にわたって起こるものだとされている。自己規制、振る舞い、社会認識における問題は、学習障害に存在するが、彼ら自身の性質ではなく、学習障害によるものである。学習障害は、他の状況(例えば、知覚の欠損、深刻な情緒不安定)や、外部影響(文化差異、不十分な不適切な教育など)と付随して起こることもあるのだが、学習障害は、これらの状況や影響の結果ではない。

カリフォルニア大学の学習障害を持つ学生は、特徴として、平均から優秀の間の能力を持つが、重大な情報処理障害の結果として、学業分野で1つかそれ以上の困難に直面した経験を持つ。学習環境を正当化する障害を考慮すると、その障害は、教育課程において、実質的に学生の参加を妨害しているに違いない。


Ⅰ 学習障害の査定と証明書

カリフォルニア大学からのサービスを要求する生徒は、自分の学習障害についての総合的書類評価を提出する責任がある。

連邦政府、州、大学委任の下での学生の適格性を証明すること、合理的な学習環境、サポートサービスの必要性の文書を交付することを目的とした、この査定は、以下の要求に直面しなければならない。


A 査定試験は、広範囲にわたって行われなければならない

診断結果によるたった一つのテストの施行は、受け付けない。指定された査定領域は以下のことを含まなければならない。また、その査定において限界はない。

1)適性
The Wechsler Adult Intelligence Scale (WAIS-3 or WAIS-R) の尺度、百分率表、あるいは、Woodcock-Johnson Psycho-Educational Battery-Revised (WJPEB-R): Part 1, Tests of Cognitive Ability の標準尺度、百分率表は、好ましい計測手段です。

2)成績
学生の、読み取り、数学、書き取りの最新状態は、時間制限、時間制限がない元で適切に考慮されなければならない。容認される手段としては、Woodcock-Johnson Psycho-Educational Battery-Revised: Part II, Tests Of Achievement (WJPEB-R) , Part II あるいは、Nelson-Denny Reading Test, Woodcock Reading Mastery Tests Revised. (The Wide Range Achievement Test-3 or WRAT-R は、成績評価の広範囲な尺度ではないので、受け入れられない) 追加の正式、非公式なテストは、所見と同様に、学習障害、同等の現在状態を決定する補助として上記の査定が統合的に使われるだろう。

3)情報処理
情報処理の特別な領域(例えば、短い記憶、長い記憶、理由付け、順序付け記憶、聴覚視覚の処理、処理速度)は、考慮されなければならない。 WAIS-3, WAIS-R、Woodcock-Johnson Psycho-Educational Battery-Revisedの認知部分 の補助試験使用は容認される。Wechsler Memory Scale (WMS-3 or WMS-R) 、Learning Efficiency Test-II、WAIS-3 or WAIS-R or the WJPEB-R Part I  は、追加試験として推薦されている。

 
B 査定試験の手段

適格者の決定に使われる査定試験の手段は、統計上の正当性、確実性、年齢の平均標準化がされてなければならない。

 
C 査定試験の結果データ

査定試験の結果データは、医学的診断書が含まれなければならない。試験データは、標準点と全米平均を元にしたパーセントが報告されなければならない。加えて、学習障害を診断する専門家は、年齢と学年両方の平均に基づいた標準点をレポートすることを推奨されている。

 
D 査定試験は、最新のものでなければならない

スタッフが、合理的な学習環境と学業におけるサポートサービスを要求する機能的制限を決定することのできる最新の書類を提出するのは、学生に最も重要なことである。査定試験は、18歳以上の大人になった間、あるいは大学で障害に関連したサービスへの最初の要求する3年以内の間に、取り行われるべきである。その査定試験の日付は、必ず書かれたレポートに含まれなければならない。

適切な最新の学習障害を示す状態は、学習障害のスペシャリスト、学習計画責任者、DSP責任者によって決められた他の選ばれたスタッフメンバーによって、決定される。また、追加査定試験が最も適切な学習環境を決定するのに、要求されるかもしれない。

 
E 専門家の診断

特別な学習障害の診断の表現、査定を指揮する専門家は、そららを行う資格がなければならない。資格をもつ専門家とは、認可された教育心理学士、臨床心理士、学習障害スペシャリスト、会話言語病理学士のことをいう。これらの専門家は、学習障害への専門技術、熟練、成年者の学習障害を持つ人の仕事をした経験がなければならない。診断する専門家の名前、称号、署名、資格番号は、レターヘッドに含まれなければならない。


F 歴史と現在の状態などの考慮

学習障害に関連した、学生の教育、医学、家族の歴史、現在の状態を要約した文書は、診断レポートに必ず含まれなければならない。この要約は、学生の習得に対する困難さ、さまざまな学習環境を使うことが、感覚欠如、深刻な感情欠陥、文化差異、不十分な指導のような他の原因によるものではないことを論証されるものであるべきである。

 
G レポート

レポートは、以下の査定試験手順に従って記述されなければならない。障害を査定するのに使われる手段、行動観測に関連した査定試験結果の解釈、考慮される履歴である。診断する専門家は、レポート内に書かれる、学習障害を確証する、あるいは強く否定する、直接的な言葉を使うことを推奨されている。


最後に、学生の障害の識別は、はっきりと、証拠をもっていなければならない。個々の学習能力の違いは、彼ら自身によるものでなく、学習障害の性質によるものである。学習障害の定義は、教育をうけた履歴、行動観測、はっきりとした特別な内部認知、認知目標の食い違い、学習環境における学習障害の最新機能限定、学生が教育を受ける過程において実質的な不自由のある証拠、を元にしている。


Ⅱ 学習環境とサポートサービス

大学の学習環境とサポートサービスは、障害のマイナス影響を減らすことにより同等の状態を学生に与えるものである。

学習環境とサポートサービスは、個々の基本のものとして決定される。どの学習環境も証書の中で一致された機能的限界の基づき、根本的に学生の教育計画の基礎部分を代えることなく、学生の要求に応えるように考えられている。学習環境とサポートサービスは、学習障害のスペシャリスト、DSP責任者、他の選ばれたスタッフメンバーの要求のもと提供される。

こられの準備が実施される規則の中で、キャンパスは、学習環境とサポートサービスの対策に関する議論を解決する手順が取られる。
 

A 学習環境

適切な学習環境は、音読者、ノートテイカー、コンピューター技術、時間限定の登録、時間制限の除外、学部長やそれに同等する人に認可された上での卒業に要求されるコース課題の代替、試験時の環境などが含まれる。

 
B サポートサービス

適切な障害に基づいたサポートサービスは、障害を理解するカウンセリング、優先授業登録、学部、スタッフ、情報資源、地域サービスの照会、音読、書き取り、数学、その他基礎勉強スキルの代替方法補助などが含まれる。


1999年 9月22日 更新


日本でも障害を持つ人が、自由に大学に行ける環境を整えるために訳しております。
カリフォルニア大学の公式日本語訳ではありません。あくまで参考にとどめてください。

翻訳/文章責任  木島英登

2003年 8月

原文

カリフォルニア大学バークレー ”障害を持つ学生の教育計画” 日本語説明資料トップページ