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サンフランシスコ劇場巡り

2002/9-2003/8


STOMP

ゴミ箱やモップ、掃除道具など、日用雑貨を使って、それでリズムを取ってしまう。1994年にニューヨークで初演されてから、そのユニークさで各賞をとりまくり、日本でも公演をしたり、ニュース番組などに出ていて、とても有名です。観客を巻き込みながらショーをするのが面白かったです。

劇場は、Marines Memorial Theater。 ホテルのような建物の中の2階でした。1階席の最後部の中央の2席が取り除かれ、車イス席になっていました。料金は劇場内の席で一番安い値段でした。

ただ通路側の席とかでも車イスから移って座れるのであれば、前の方の通路側席を取った方がいいなと思いました。
あえて車イス席にしなくても、観劇できるところはたくさんありますもんね。 


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PUPPETRY OF THE PENIS

日本語に訳すと、おちんちん人形劇 ですかね。すごい題名ですが内容もキテました。オーストラリアのメルボルン出身の二人が、男性のあそこだけを使っての芸をします。それだけです。しかしそのレパートリーの多さといったら。伸縮自在です。

ステージにはカメラが取り付けられ、中央にアップで大写しになるようになってました。男性の方は小さいときに一度は、ぞうさんとか、お団子とか、自分のあそこを使って遊んだことはあると思いますが、彼らはそれだけで1時間のショーをして、お金をとり、笑わしています。すごいもんです。

劇場は、Theatre on the Square。 ユニオンスクエアのそば。ホテルの2階でした。車イス席で購入して、案内されたのが、バルコニー(2階席)。イスが2つ取り除かれ、車イスで入るスペースが設けられてました。ホテルの中の劇場は古くて、車イス席は、どこもあまり良い場所ではないようです。ただし歴史ある建物なようで、天井や内装の装飾はとても美しかったです。


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RENT

1996年初演以来、ブロードウエイで客席占有率ナンバー1の位置をずっとしめていたミュージカル。プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をベースに、現代風にアレンジ。ニューヨークの古びたビルを舞台に、RENT(家賃)を払えない様々な若者達が、HIV、ドラッグ、ホームレス、性問題などの社会問題が絡まった話。

踊りが少なく、歌がメイン。みんな上手。日本のミュージカルの歌のひどさとは違う。個々が際立っていていい感じ。ロックコンサートみたいな感じ。演奏も舞台での生演奏。そして、大人向きにセクシー。お子ちゃまはダメよ。シモネタあり。異性同性関係なく抱きしめるシーンが多く、恋愛っていいよなーって思っちゃった。

出演者それぞれに個性があり、熱狂的ファン(RENT Headsという)がいる。舞台の前方で、きゃーきゃー叫んでいる。 確かにリピートして楽しめるミュージカル。いろんな出演者の役柄に感情移入するして泣きにいく人が多いみたい。

劇場 ORPEUM THEATRE は最高でした。歴史あって、内装が素晴らしい。サンフランシスコも古い街だと実感。車イス席はたくさんあって、一階席前方左に8席。一階席最後部に10数席あります。そうでなくても1階席なら、通路側の席に移って見ることもできますね。
バリアフリーは完璧な劇場
です。


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TURANDOT

映画「プリティーウーマン」で、ジュリア・ロバーツが行ったオペラハウス。リチャード・ギアがLAからチャータ機で彼女を招待。そのときの作品は「椿姫」。

私が見に行ったのは、古代北京が舞台の「トゥーランドット」。米国留学の前、宝塚歌劇で見たので、ストーリーはバッチシ。多少は違いますけど。ストーリーが完全に分かるとこんなに楽しいものなのか。感動の極みでした。

舞台セットが素晴らしい。米国らしいポップな色使い。赤を使い中国らしさを演出。セットを見ているだけで感動します。もちろん衣装もステキ。さすがオペラ。ただ謎解きの答えの巻物に書かれている漢字はへたくそでした(オペラグラスで確認)。歌も素晴らしいし、字幕も大きくわかりやすいし、酔いしれた。完璧です。

車イス席は、オーケストラ席(1階席)の最後列。24ドル(土日26ドル)と激安です。すぐ前の席は100ドルの席ですからね。でも後ろは10ドルの立見席。200席もある。感動したのでまた見たいのと、安いので、常連になりました。

良い席は年間指定席で抑えられています。これはスポーツ観戦でも同じこと。人気なので売り切れやすいですが、当日に並んで立見席という手段が取れます。サンフランシスコのオペラは良いです。米国でオペラは?と思ってたのは失礼でした。ミュージカルよりもオペラが面白いと、米国でも再確認しました。その後、他の演目も見にいき、1年間オペラにハマリ、通うことになりました。あらら。


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SYMPHONY

日本からゲストが来たので、チケットを取って、夜のサンフランシスコを観光。ボストン、フィラデルフィアと共に、サンフランシスコは有名なオーケストラ。オペラよりも、客層のプライドが高く、ハイソサエティで敷居が高いと感じた。
係員は物静かで、蝶ネクタイだし、ホールはとてもきれいだし。大雨の日だったので、雨用のウィンドブレーカーで行くしかなく、少し恥ずかしかった。

ホールには、飲み物、食べ物が充実している。公演前に食事する人も多いのには驚いた。サンドイッチとかサラダとかね。ワインが十数種類あり、さすがの品揃え。バルコニー席では、シャンパンを開けて、飲みながら演奏を聴くお金持ち。優雅でございます。個人で、6億円(5ミリオンドル)寄付している人もいます。1億円以上の寄付も十数名。
寄付した人の名前はいつもパンフに明記されています。米国には桁違いの金持ちがたくさんいます。そこが日本と違うところですね。

車イス席は、一階席(オーケストラ席)の最後列を用意されました。割引はあるのか、よくわかりません。もし行くときは、おしゃれして行きましょう。


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PETER GABRIEL

大好きな歌手ピーター・ガブリエルがコンサートを行うので、チケットを取った。会場はサンノゼにあるヒューレットパッカード・パビリオン(旧名:コンパック・センター)。NHL(アイスホッケー)シャークスの本拠地でもあり、車イス席はたくさんある。

19時30分開始、ぎりぎりに行ったが、前座が1時間あった。どうりで観客の出足が遅いはず。アラバマ・ブラインド・ボーイズ(盲目の黒人バンド)と、アフリカ民俗音楽2人の演奏。ワールドミュージックを自らの音楽に混ぜ込んでいるピーターらしい演出。また、チケット代から1ドルが、人権団体 http://www.witness.org/ に寄付されていた。

ピーターが出てきたのは、21時前。会場では、NHLが行われているときと同様に飲み物や食べ物が売られていた。ビール、ワイン、カクテル、レストラン、食事、スナック、など充実のラインナップ。
年齢層の高い客層というのもあるが、皆、酒を飲みながら鑑賞。トイレにも立つし、のどが渇いたら買いに行くし、自由に出入り。いい雰囲気。米国は、それぞれが勝手に楽しんで踊って叫んでいる。周りを気にしなくていいところ。

ショーは演出たっぷり、元気なピーターに、他の観客とともに彼の世界に酔いしれた。9年前かな、日本にコンサート来たときよりも、ずっと良かった。感動しました。終わったのは、23時30分。4時間のコンサートでした。


Peter Gabriel, from official site


GOSPEL

黒人が多く住む街オークランドで、クリスマス前に、ゴスペルコンサートが開かれた。Oakland International Gospel Choir という名の通り、多人種が入り混じったグループ。小さい会場から始めたコンサートも、今年で17回目。会場も3000人入る大劇場。チケットも30ドルながら満席になる盛況ぶり。

良い席で見たかったので、早くからチケットを買い、前から6列目中央の特等席。車イス席は、一階席の一番後ろが基本ですが、数席だけ前にもあるのです。

さて当日、クリスマスコンサートということで他の観客もオシャレしていた。前座のユースコーラス、ダンス、歌手の独奏、アドリブいっぱいのトーク、観客を巻き込んでのコーラス。休憩をはさみ盛りだくさんの3時間でした。

ただ教会で常連達が歌うゴスペルと違って、年に1回のショー。一見客も多い。3000人の観客が一体となるのは無理な話。そこはコンサートでした。私はキリスト教徒でないので、心から宗教的なノリは楽しめないのも影響しているかな。それでも、超オススメのコンサートです。

    
 these photos are from official site


総論

以上、色んな劇場に行きました。どこもバリアフリーで、車イスで見れる座席が用意されています。しかし、本当にその演目が好きで、前で見たいとか、良い席で見たいのなら、通路側の座席を抑えて、座席に移って見るのがいいと思います。日本では車イス席が少ないので、私はそうやって見ることが多いです。米国では車イス席が多く、購入システムもしっかりしているので、車イス席ばかりで観劇しましたが、お金を出して良い席で見た方がいいなとも思います。

別に、車イス席で絶対に見なければならないということはないと思います。最前列が取れたら、前に立つ人もいないですもんね。日本でも、購入の際の座席指定(ネット購入の場合、席番号が出て確認できる)や、車イス席の購入システム(サイトでの明記等)をしっかりして欲しいもんですね。


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