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ラグビー 米国代表×日本代表

2003/05

バルボア・パーク  in  San Francisco, USA


2003年は、ラグビーW杯の年。サッカーみたいに注目されていないが、日本代表は第1回から、続けて出場。豪州で10月から開かれるため、代表選手は合宿で鍛える毎日。

そんなこともあって、日本ラグビー協会のホームページ 日本代表ページを愛読。情報発信が決め細やかで嬉しいです。するとなんと米国遠征の情報が。しかも、スタンフォード大学で練習をして、サンフランシスコで試合とのこと。大学をサボって、車で1時間半。スタンフォード大学に練習を見に行った。

いるわ。いるわ。テレビで見ていた選手達が。それも目の前に。ご存知のように、私は、元ラグビー選手。会社でもラグビー部に所属して応援している。ここにいるのは、日本ラグビー界の頂点に立つスゴイ選手達。次元が違います。

選手、スタッフ以外は、ほとんど皆無といっていいほど、見学者はなし。ちょうどサンフランシスコ日本領事が来ていたけど。もう、かぶりつきで練習を拝見。特別なことはしてませんでした。当たり前か。

ちょうど、この10日前に、全米大学ラグビー選手権準決勝の2試合を見た。留学するカリフォルニア大学バークレーは、13年連続で優勝している全米一のチーム。どんなラグビーをしているのかと思ったが、テクニックはなく、体力勝負。体は大きく、スタミナと、パワーがある。華麗さはないが、ゴツゴツしていた。バークレーは、なんと番狂わせで負けちゃいました。悔しい。

その米国の選手達を見た後では、さすがの日本代表も小さく見えた。サイズで負けてる。とはいえ、ついている筋肉の質はすごかった。脂肪が少なく、決め細やか。

練習が終わりました。外国人選手がいたので、英語で挨拶したら、話しをしてくれました。失礼ながら名前がわからなかったので聞いたら、アダム・パーカー選手。ロックですね。いろんな質問にも快く応えてくれました。最後には「好きな選手はいるか?」と。

ちょっと考えて、「大畑」と答えると。「ちょっと、ついてきな」と。大畑選手を紹介してくれました。なんて、親切なアダム・パーカー選手。感動です。、

せっかくなので、大畑選手とも5分間ほど会話。ぎこちなかったです。ちょっとだけ緊張したというか、何を話したらいいものか。米国のラグビーのことや、合宿のオフの過ごし方など。大畑選手は、噂通り、大阪の気のいい兄ちゃんでした。自分のスタイルを持っており、周りに流されず格好いいと思いました。どこの馬の骨ともわからない奴と、練習後の疲れたときに、話をしてくれて多謝です。


5月17日(土) 午後2時

試合当日。予想以上に観客は集まってました。1852名と試合途中にアナウンス。でも、日本人は30名くらい。完全に米国のホーム。一応、地元の新聞のローカル・スポーツ・イベント欄に、案内はされていました。

駐車場もない、ただの市民公園のグランド。かなり古い。ボロイ。こんなところでテストマッチとは。ラグビーは米国でマイナーなんだと再認識。例えるなら、日本におけるフィールド・ホッケーとか、ラクロスとか、そんな位置かな。

入場料は、25ドル。ちょっと値段が高いけど、仕方がない。米国は、どんなものでも、きっちり入場料を取ります。大学の試合でもね。また、少ない観衆なのに、米国らしく、物販や飲食をきっちり売っているのには感心。

日本代表のユニフォームは、このテストマッチから新しくなっているのに、昔の慣れ親しんだ、白とピンクの縞。桜のジャージが売店で販売してました。

天気は快晴。丘の上にある公園なので景色がいい。国旗がはためくのは、テストマッチの証。米国代表が、気合を入れて国家を歌ってました。選手がでかい。

キックオフです。前半の最初、日本代表は非常に好調でした。攻撃こそ最大の防御。しかし、米国の固い守りを、なかなか崩せない。何度も攻撃して、最後はウィングの大畑選手にボールが渡り、先制トライ!その後も攻め続け。相手の固い守備に苦しみながらも、前半途中で、 17 対 5 。

ところが、点差がついて余裕ができたのか、トライの後のキックオフで、キャッチミス。そのボールを拾われ、拾った選手がそのままポストの下にトライ。ちょっと気が抜けすぎです。簡単にトライとられたらダメ。勝てると気が緩んだのか。相手の一本目のトライも、タックルミスの単発で簡単に取られていた。日本は、苦労して、苦労して、理詰めでトライをとっているのに。

前半終了前にも、米国がトライ。今度は防御網を崩しての理詰めトライ。同点に追いつかれて前半終了。流れは完全に米国に向いてしまいました。前半の早い段階で、もっと点差を広げるチャンスがあったのに残念です。

後半開始。いきなり、スタンドオフの渕上選手が強烈なタックルを受け、その後、米国がトライ。ラグビーは、後半の最初に得点したチームが勝つとよくいわれます。さらに、後半4分に、チームの要、大久保選手がラフプレーでシンビン(10分間退場)。これで日本の負けは決定的になりました。 正直、私は、もう試合がつまらなくなった。

課題であった、セットプレー(スクラム、ラインアウト)は、バッチシ克服してたのに、接点(ボールの取り合い)で米国に負けていました。持ち込んだボールが、ターンオーバーされ、相手ボールになり、そのままトライされたり。

米国は接点で、激しいプレーが多く、反則も多かったのも事実。レフェリーは、なんと接点プレーで、米国選手を2名もシンビンにしている。きっちりレフェリーも裁いているのに、日本は対処ができていなかった。さらに、相手が13名のときにまで、トライを取られる始末。まだ3トライ差で、相手も少ないし、十分に勝てるチャンスが残ってたのに。お終い。代表選手としての誇り、テストマッチなのに、切れたらダメです。集中力が欠如。

いつのまにか、随分と差がついてしまいました。下写真で終わりかと思ったら、さらに2本とられて 27 対 69  記録的大敗となりました。


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