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ヨルダン出張&イスラエル(4)

2013/10

紅海の港 アカバ / ヨルダン


リゾート地

イブラヒムは、アカバ観光局の初代責任者。色んな話が聞けた。
港町の自由な風土。政府から自立した独自財源。経済的に最も豊かで、きれいな街。

5つ星ホテル「インターコンチネンタル」で、3泊。私の自宅よりも広いんじゃないの? 
宿泊した010号室は、車いす対応なので、バスルームも特大サイズ。デラックスルームの扱い。
価格?知りません。聞けないけど、高いだろうなあ。

ベランダのバルコニーからは、プールと海が見える。
残念ながら、一人での宿泊。家族や恋人と優雅に滞在したいところ。贅沢です。

朝食も5つ星ホテルなので最高。お客さんも国際的。湾岸諸国や欧州、世界中からのゲスト。
ムスリムの女性達が羽根を伸ばして、くつろいでいるのが印象的。

無料で泊めてもらっているので、宣伝を続けます。
バリアフリーも完璧です。公共空間に車いすトイレも多数あり。米国資本のチェーンならではの完璧なデザイン。

ホテルには、プライベートビーチが有り。アクティビティを楽しむための桟橋にも車いすで行ける
アカバは海に面した部分が少なく、2つのホテルしかビーチに面していない。
中級ホテルや多くのホテルは、自動車で移動した場所にある市民のビーチなどへシャトルバスを出している。


紅海で泳ぐ!

日曜日だった。戦闘機による航空ショーが行われていた。
テレビ中継もされており、大がかりなイベント。我々のホテルが鑑賞する一番良い場所。

ホテルでのビデオ撮影を終え、海へと移動するとき、ホテルの入口にパイロット達がいた。
ショーを終えて、ホテルに来て、来賓などに挨拶するためだ。格好いい彼らと一緒に記念撮影。

港から、クルーズボートに乗る。
車いすでも介助してもらえれば、もちろん乗り込むことができます!

紅海をクルージング。大きな国旗も見えます。

エジプトに行くフェリーが停泊していました。
現在、クルーズ船の専用港や、アブダビ資本のリゾートも建設中で、観光活性化中。

アカバから10キロぐらい離れた場所にある、ビーチクラブ「BERENICE」に到着。すぐ先はサウジアラビア。
船を桟橋につけて上陸。私はそのまま海に飛び込み、泳ぎを楽しむ。

ビーチからすぐにサンゴ礁が群生するのに驚愕した。魚もたくさん。海の透明度も抜群。
世界で最も良いビーチの一つであろう。

そして、海の水が肌にべたべたしないのが、日本と決定的に違う。乾燥しているからなのか?
海に入っても、嫌なネチョネチョとかありません!

ビーチクラブでランチ。更衣室、シャワー、プール、ビーチ、海、サンゴ礁、何でもござれ。スロープも有り。
安い中級ホテルに泊まって、シャトルバスで、ビーチクラブに来て1日を過ごすのが、経済的な滞在方法。

プライベートなら、ここで1日ゆっくり過ごしたいなあ。夕日も美しいです。

ビーチクラブに、オーストラリアから旅行中の車いすと母のカップルがいたので、巻き込む。
皆で、ヨルダンの観光バリアフリーや、アカバのことなどを話す。その様子を撮影する。

世界有数のダイビングスポットである紅海。
エジプト側には、「シャルム・エル・シェイク」という、世界的な観光都市がある。
国際空港もあり、外資のホテルが立ち並ぶ、外国人のために作られたリゾート地。

一方、アカバは港があり、地元民も多いのが特徴。ぺトラ、ワディラム、死海と観光資源も豊富。
まち歩きも楽しいし、中東エリアの観光バリアフリーのモデル都市として発展して欲しい。

ちなみに、隣のイスラエル、「エイラート」という町があるが、環境破壊でサンゴが死んだらしい。
アカバは、その失敗をしないように環境保護をしながら、自然との共存を図っているらしい。
エイラートとエジプトの国境に「ターバ」という町があり、ここは物価が安いらしい。
ヨルダンはエジプトと比較すると物価が高いのがネック。


アカバの夜

夜は、ダウンタウンを散歩して、地元フードで夕食。
治安が良いので、安心して歩けます。中東の雰囲気もあって楽しいです。

ゴマ、なすび、豆のペースト、そしてパンが定番のヨルダン飯。美味しいですよ。


紅海ダイビング

スクーバダイビングにも、20年振りに体験。
水泳は得意だが、ボンベが重く体幹が取れない私は一苦労。水中でバランスをとるのが難しい。

いくつものダイブショップが、街から離れたビーチエリアにある。
ダイブショップに併設のゲストハウスがあり、節約したいダイブをしたい人が泊まっている。

基本は、ビーチダイブ。海岸からすぐのところに、サンゴ礁が広がっているし、ポイントは無数にある。
1本辺りの値段は知らないが、船を使わないので安いと思う。体験ダイブにも良いと思う。
シュノーケリングでも十分に楽しめる。

憧れの紅海で、スタッフに手伝ってもらってのダイブ。1時間弱。
砂浜へは車いすで。海に入るのには、スタッフに担いでもらう。海に入って沈没した戦車の周りを潜る。

「アカバ・アドベンチャーズ・ダイブクラブ」のオーナーと、美人受付嬢と記念撮影。
スタッフは親切で、こちらが下半身まひであることも気にせず、楽しませてくれた。優しいね。


ヨルダンの印象

ヨルダンで美味しかったものは、ミント入りのレモネード。
アカバでは、魚も美味しい。

アカバのもう一つの5つ星ホテル「モザンビック」で、ランチ+支配人と対談。
女性がトップでした。区別はあっても、女性が社会的に活躍することも多い、ヨルダンです。

5日間。プロモーションビデオを撮影してくれたスタッフと。
一番左は車の運転手。次にイブラヒム博士。音声、アシスタント、ディレクター、そしてカメラマン。
あっここでも女性が活躍していますね。クルーのボスは女性でした。

ヨルダンの印象。アラブのスイスと例えると良いかもしれない。
サウジ、エジプト、トルコ、イスラエルと大国に挟まれ、うまく立ち回る。王政も、政治には触れず中立で平和。
偏りがないので、日本としてもアラブ世界への窓口としていいかも。

JICAが援助した博物館も訪れ、展示や説明を受けたが、いまいち「ヨルダン」の成り立ちや歴史がわからず。
パレスチナ問題が絡むから、言いにくいのか。谷間の国。干渉国という印象。
とはいいつつも、その歴史はすごい。アンマンは世界で最も古い街の一つでしょう。

そして、改めて納得したのが、イスラム教の聖地メッカが近いこと。
アンマン、マアーンといったヨルダンの都市は、古くから巡礼道として栄えたそうな。
飛行機のない時代は、陸路か航路だけですから。英国統治時代には鉄道の建設もありました。

民主的で、親切な国民性、1回目の訪問時もかなり良い印象を抱いたが、今回は更に理解を深める。
日本から観光客の送り出し、MENA(Middle East Norht Africa 今回初めて知った言葉)との、
観光バリアフリー分野での協力。少しずつ進めばと思います。


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