TRIO Project Information

TRIOプロジェクトについて


TRIO/SSSは、全米で共通した障害者や低所得者などへの授業サポートの仕組みです。
DSPが独自に学生の授業環境の予算を持っているわけでなく、政府の教育局から予算をもらって、
障害を持つ学生の授業環境を整えています。


概要

DSPは、連邦政府から TRIO Student Support Services 助成金を受け取っている。この助成のもと、障害を持つ学生、自分自身の能力では解決できない(障害)に関連した理由のもと、学業環境を整えるために追加サポートが必要だと認められた学生に対し、特別に考えられたサービスが提供されている。



TRIOプロジェクトが使用するサービスのモデル

我々は、カリフォルニア大学バークレー校の学生が、障害があろうとなかろうと、すべての学生が更なる成長への途上にあることは確かであり、課題を達成すると信じている。障害を持つ学生は、その各段階において追加のサービスが必要である。以下は、各段階における障害を持つ学生が、克服可能なバリアを乗り越えられるよう、考慮されたチェック・リストである。

ステージ1: カリフォルニア大学バークレー校への入学

新入生・編入生は、大学の規則にそって、大学生活で有益となるサポートを受けることができる。それは、障害と向き合うためのカウンセリングと、学業面での指導である。学生は、(インストラクションとして)生活上の問題解決をめざすグループに出席し、ピア・メンター(同じ学生の相談者)とチームを組んで協力することも可能である。さらに、コンピューターと必要に応じた他の補助技術の使用方法を教わる。また、奨学金など財政面でのアドバイス、学業を通して身につけるべき技術・資格に関する個別相談を受けるほか、障害に関わるワークショップなどに参加する。学習障害・注意欠如障害をもつすべての学生に開かれている特別なクラスとして、"Education 98: Exploring Learning Differences (学習障害への探求)"が用意されている。とりわけ、大学に編入学したばかりの学生や、新たな診断を受けた学生にとっては、有益な内容になっている。


ステージ2: 成功する学生になること、活動的な大学生活になること

障害と向き合うカウンセリングと学業上の指導は、現在、所属する学部にゆだねられている。学業と社会生活の完全な参加は、学部卒業論文制作、インターンシッププログラム、新しく入ってくる学生に対してメンター(相談者)になる能力につながる。また奨学金などの財政上のアドバイスを受けること、個々の学業上の相談すること、障害/特別問題解決グループへの参加することが、成功への鍵となる。


ステージ3: 卒業後のゴールの設定。就職あるいは学業を続けるのか

DSPのスペシャリストは、現在、卒業後のキャリア形成に対して、キャリアセンターから追加の助けをもらい、一緒になって取り組んでいる。学生は学部卒業論文作成と、インターンシップ・プログラムへの参加が可能である。大学院進学のためのテスト相談やそれの準備についてのワークショップへの参加が可能である。アルミニ・メンター(卒業生の相談者)を希望することもできる。これらのサービスは一般学生にも行われているものであるが、障害を持つ学生に配慮された内容となっている。


TRIOは、どんなサービスを提供しているのか?

個々のサービスプランは、それぞれのTRIO参加者によって考えられる。
TRIOのサービスとは以下のものからなる。

・ 高校やコミュニティカレッジからの転入の際の補助、手助け
・ 障害と向き合うカウンセリング
・ 学業補助
・ 学生が成功への戦略を互いにシェアする、障害あるいは特別な問題の解決グループ
・ 学習障害、あるいは注意欠如障害の学生向けの、自分自身の障害と学業上の成功へ
  向けての理解を深める、特別な授業。
・ コンピューター能力、コンピューター紹介、障害をなくしてくれる補助技術の評価、査定。
・ 奨学金などの財政的補助。
・ 模範を提示したり、有意義な情報を提供する、個人的助言指導者、先輩の助言指導者。
・ Student Learning Center の経験豊富な個人指導者の紹介
  (限られたTRIOの予算で。あるいは割安な価格での利用)
・ 卒業後の進路計画を作る補助

どんな学生が、TRIOのサービスを受けられるのか?

  ・ カリフォルニア大学バークレー校の新入生、転入生で、障害を持つ学生
  ・ 重度の障害、複合する障害を持つ学生
  ・ 最近障害を持った学生、最近障害があると診断された学生(学習障害が多い)
  ・ 学業上に追加的な補助サービスが必要とされる障害を持つ学生
  ・ 就職や、大学院、プロフェッショナルスクール進学などの準備をする障害を持つ4年生の学生

  ※基本的に、新しく大学にきた障害を持つ学生は全てTRIOサービスを受けます。
    以降は、サービスを必要としない学生もいたり、継続的にサービスが必要な学生がいたります。

 


どのようにしたら、TRIOサービスが受けれるのか?

DSPから既にサービスを受けている学生は、自分のスペシャリストと、自分がTRIOサービスを受ける適任者であるか、まず話すべきである。まだDSPのサービスを受けていない人は、http://dsp.berkeley.edu, か、電話 (voice: 510-642-0518, TTY: 510-642-6376 ) にて、DSPのサービスを受けれるかどうかのインタビューの予約を入れてください。DSPスペシャリストが、あなたに適格のTRIOサービスを説明し、サービスを受けれる記述をしてくれるでしょう。

 


Copyright © 2002
The University of California, Berkeley
Disabled Students' Program


翻訳/文章責任  木島英登

2003年 8月

カリフォルニア大学バークレー ”障害を持つ学生の教育計画” 日本語説明資料トップページ