DSP Assistive Technology Center "Cave" 補助技術センター ”CAVE” |
概要 DSPの補助技術センター(アシスティブ・テクノロジー・センター)の、Caveは、補助技術のソフトウエアから、ハードウエアまで幅広く網羅しています。施設は主に、さまざまな補助技術が必要とされる、全盲、視覚障害、肢体不自由、学習障害の学生に使われています。 DSPの補助技術スペシャリストは、コンピューターへのアクセス、その学生の適正、補助技術使用の申請や、その使い方、障害の影響をなくすさまざまなコンピューターやソフトウエア、それらのことを学生がするのを手助けします。 DSPの補助技術センターは、Moffitt Undergraduate Library の2階に位置しています。部屋番号は224。電話番号は、 (510) 642-1931. です。 歴史 われわれの歴史を振り返るには、まずコンピューターのなかった補助技術の時代に戻らなければなりません。Caveは、もともと視覚に障害のある学生のための音読をするための場所でした。大学は、Moffitt Undergraduate Library の教室群の1階部分に部屋を設けていました。この部屋は誰にも邪魔されないように、8つの小部屋に別れており、本のテープを聞いたり、音読者との面会に当てられてました。後に、盲目と視覚障害のスペシャリストであるジム・ギャノンがDSPに来て、9つの部屋になり、ほとんど盲目の学生が使用することとなり、彼らは自分達で、その教室は立地と環境から、BATS(こうもり)と呼んでいました。明かりはめったにつけられることはなく、1階部分で窓もないからです。 やがて、時代が急速に変わりました。コンピューターが大学に侵食するようになり、カリフォルニア大学バークレー校も例外ではありませんでした。そのめざましい発展は、障害を持つ学生を手助けしました。それは学生の体の一部となったといっても過言ではありません。DSPはコンピューターの必要性と可能性を重要と考えました。補助技術はコンピューターとはかけがえのない関係です。どこにコンピューターを使った補助技術のセンターを設置するか、DSPのスタッフは考え、視覚障害の学生用の音読部屋を、補助技術センター「Cave」として、生まれかえることにしました。 IT技術の発展と、コンピューターが大学生活で誰もが利用する大切なものとなっているため、Caveも、その恩恵を数多く受けてきました。またそれらの進歩は留まることはなく、Caveも同時に進化し続けています。 Caveのすること Caveの設備 ・ 8つのの静かな小部屋。 Copyright © 1999 翻訳/文章責任 木島英登 2003年 8月 |