この指針は、連邦政府と州の法律、大学の指針によって要求されたものとして、 記述されない基礎的な方針と、学習計画における学習環境は、1973年のリハビリテーション法 504条、1990年のADA(Americans with Disabilities Act)法 第二章、34 C.F.R. Part 104 と 28ÝC.F.R. Part 35 に基づき遂行させる規制に、それぞれに述べられている。 これらの法律は、障害を持つ学生が、彼らの生涯に基づき、参加を排斥されること、恩恵を否定されること、大学の教育計画や活動においての差別を感じること、それらがないように制定されている。大学は、学業要求が障害を持つ人に対して差別されることのないように、また差別されていると感じられることがないように確信しなければならない。正当に必要とされる学業要求は、差別されないように考慮される。学生に対しての学習環境を決定したらなら、単位取得のための試験時間の延長、単位取得に必要な特別な授業の代替、特別な授業で行われる態度の適応などの学習環境が与えられる。 カリフォルニア大学の指針は、大学活動、組織、生徒に当てはまる、大学の指針 140条 に現れ、障害を理由に差別をしないことが記述されている。 学習環境指針委員会 the Academic Accommodations Policy Board バークレーでは、入学評議会、学習評議会が、学習環境の指針委員会を設立した。委員会は、3つの主要な任務がある。 1)副学長(the Executive Vice Chancellor and Provost)に、障害を持つ学生の学習環境の準備対策に関連した指針と手続きを助言すること。 2)教職員の障害についての理解、学習目標を達成するための学習環境を増加するためのシステムを発展させること。 3)特定の学習環境に関して問題が起こった際の不同意を解決するために、副学長を手助けすること。 指針委員会は、5名のメンバーで構成されている。
副学長 Executive Vice Chancellor and Provost 副学長とは、障害を持つ人に影響を与える、大学の指針に対して責任を負う、上席の管理役職者である。ADA法504条施行管理人と学習環境の指針委員会の助言を受け、副学長は、障害を持つ学生の要求を尊重し、これらの指針に教育的側面があることを保証する。 もし、ある特定の学習環境の特別さへの不同意があるなら、副学長は、学習環境指針委員会、大学院を除く大学事務副長(the Vice Chancellor for Undergraduate Affairs)、学業不満不平副議長(the Assistant Provost Academic Compliance)の相談を得て、その問題の最終決定をする。まれなケースとして、指導教官が副学長の決定に従うことを拒否する場合、副学長は、学習環境が時代の要請により提供されること、適切な管理制裁が制定された指針や手続きに従って遂行されることを確約する責任を負う。大学教職員の管理規定は、アカデミック・パーソナル・マニュアル 015条にあるように、”障害に基づき学生を差別しない、大学指針の違反を知っていること”は、受け入れられない規定として定義する。 ADA法504条施行管理人 ADA/504 Compliance Officer キャンパスのADA法504条施行管理人は、障害を持つ学生に適切な学習環境を提供する義務を持つ、副学長、他の管理メンバー、教職員メンバー、DSPへの資源として務める。ADA法504条施行管理人は、連邦政府の法律、大学の指針、障害を持つ学生の学習環境についての不同意の非公式な解決の仕事の要求について、彼らに助言をする。ADA法504条施行管理人は、指導教官(インストラクター)の指針で記述されているように、学習環境が議論されるとき、無効であり、制限される。上記にあるように、ADA法504条施行管理人は、学習環境指針委員会のメンバーであり、連邦政府、州、大学の要求を守る指針や手続きを保証する副学長に助言をする。ADA法504条施行管理人は、また、適切な学習環境を受け取っていない、あるいは差別的な扱いを受けている、障害を持つ学生に資源(情報)を提供する。 障害のスペシャリスト Disability Specialists DSPの何人かのプロフェッショナルスタッフメンバーは、障害が学生の学習活動にどのうような影響をもたらすか見積もる、学生の障害に関する文書を査定する責任、学生に適切な長期的学習計画を助言する責任を持っている。これら障害のスペシャリストは、また、学生に要求されるであろう、教育やテスト環境のあるべき姿を定義する。そういったなかで、彼らは指導教官にも相談し意見を聞く。学習環境のあるべき姿は、大学院を除く大学事務副長によって認可され、学習環境指針委員会で審査された、DSPによって開発されている指針に基づく。障害のスペシャリストは、学生の学習環境の本質と目的を、学生の指導教官に適切に説明をする。可能であるなら、各学期の始まる前に行われ、その結果、学習環境は時勢にあった実施をすることができる。障害のスペシャリストは、適切な学習環境の難しい決定や、指導教官の同意を得るのが難しいと予期されるときは、DSPの責任者に相談をする。 DSPの責任者 Manager, Disabled Students' Program DSPの責任者は、この指針を遂行しているDSPの全体的役割に対して責任を負う。障害のスペシャリストが指針を正しく使用しているか確認し、適切な学習環境を決めるうえでの難しい判断を手助けをすることも含む。 指導教官 Instructors 理事会、理事会でない教職員(大学院の指導教官を含む)いずれも、学習理事会の内規に記述されているように、授業と入学試験を行う責任を負う。彼らは、学生の学業達成の査定についてのテストや手続きを開発するうえで、注意深くなるべきである。連邦政府や大学の指針は、以下の要求をしている。 話すこと、手、知覚に障害を持つ学生の達成度が、彼らの障害を反映するものでなく、コースの中で学生の達成度を示すものに評価が置き換えられることを保証される、査定方法が提供されるべきである。ただし、そのような技術が、テストの意図や尺度の要因である場合は除く。 もし、教職員が ある特定の生徒に適切な決定をした学習環境について関心をもったり、質問がある場合は、即座に障害のスペシャリストと連絡を取るべきである。障害のスペシャリストと十分な良い議論を通した後で、もし教職員がその学習環境に同意しないのなら、障害のスペシャリストや学生がそのことをわかった段階から大学運営5日以内に、ADA法504条施行管理人に、その評価を求めるべきである。その教職員は、ADA法504条施行管理人、あるいは副学長によって、無効とされるか、制限されるまで、その学習環境を提供しなければならない。もし、この努力が成功しない場合、ADA法504条施行管理人は、その教職員を学習環境指針委員会に任せ、その問題を再審議し、最終決定を下す副学長に助言をする。 学部議長と学部長 Department Chairs and Deans 学部のトップと、学校のトップは、障害に基づいて学生を差別しないことを確約した連邦政府の法律と大学の規約を遂行するバークレーキャンパスの完全な責任を、かれらの部署の教員に理解させることを保証する責任がある。もし、教員が、この規約が適切に遂行されて決定された学習環境を提供することを見過ごすなら、その教員の学部議長(あるいは学部長)が、ADA504条施行管理人と連絡をとって、その問題が、the Academic Accommodations Policy Board(学習環境指針委員会)や、the Executive Vice Chancellor and Provost(副学長)によって下される最終決定で.審議されるまで、その学習環境が、そのときの状況を配慮し提供されることを確約するだろう。 不平不満の解決手順 The complaint resolution procedures 障害を持つ学生の学習要求を満たす、このバークレーキャンパス指針に記述された不平不満の解決手順は、 障害を持つ学生が現在参加している授業での適切な学習環境の準備についての不平不満の請願を意味する。その不平不満は、要望する学習環境、適切に要求されたもの、それを要求する学生自身が申し立てるしなければならない。 もうすでに学生が参加していない授業での適切な学習環境の準備についての不平不満は、the Berkeley Campus
Student Grievance
Procedure(バークレーキャンパス学生苦情処理手続き)、the Graduate Appeals
Procedure(卒業控訴手続き),
Regulation A207 of the Berkeley Division of the Academic
Senate(バークレーキャンパス理事会 規則A207), the Academic Rules: University of California at Berkeley School
of Law
(カリフォルニア大学バークレー校の学業規則l)、に従って請願されるだろう。 最も適切な手順を取るには、ADA504条施行管理人と連絡をとってください。 不同意の時間枠 Time Frame for Resolving Disagreements 特定の学習環境の不適切さに関しての不同意がある状況の場合、できる限り迅速な不同意を解決する努力が行われるべきである。一般的に再審議の過程のどの段階も、5日以内に完全に完了されるべきである。ADA504条施行管理人による非公式の解決、学習環境指針委員会での再審議、副学長の最終決定のことである。さらに、その学習環境は、それが無効になるまで、制限されるまで、あるいは、ADA504条施行管理人か副学長によって確約されるまで、教員によって提供されるべきである。 付属: 連絡先情報 バークレーの学習環境の大学指針、障害をもつ学生の学習要求の実施に対し、鍵となる人物。 ・障害のスペシャリスト、DSPの責任者 1990年 9月 5日 作成 日本でも障害を持つ人が、自由に大学に行ける環境を整えるために訳しております。 翻訳/文章責任 木島英登 2003年 8月 |