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西アフリカ 未訪問国巡り(1)

2017/02 - 2017/03

パリで1泊


パリ乗換

かつてのフランス植民地が多い西アフリカへのゲートウェイは、パリ。早朝到着にして、1泊。空港ホテルに荷物を預けて、電車で市内へと移動。シャルル・ドゴール空港の駅ホームは、一番奥が底上げされていて、段差の解消を行っています。

パリ中心部の駅では、日本と同じように全てのホームが高く車両とホーム段差がないこともあります。古い地下の駅には、エレベーターを作るスペースがなく、階段の横に作られた斜行エレベーターに乗って移動。

幾つもある出入口。どこにエレベーターがあるのか探すのが一苦労です。間違って改札を出て、そこが階段だけだったら大変です。

午前中の観光は、8回目のパリにして初めて、モネの睡蓮で有名なオランジェリー美術館へ。バスの乗って、ルーブル美術館まで移動。そこから、コンコルド広場を目指して歩く。23年前の初めての欧州旅行。そのときに歩いた道。今回は冬だが、とぼとぼ歩きながら、昔に旅した懐かしい記憶を引き出していく。

4つの大きなキャンバスに360度のモネ睡蓮。奥行きのないベタ塗り絵画。オンリーワンの不思議な空間。迫力あるけど、心が動かされることはなかった。好みの問題ですね。

それより地下2階のコレクションが秀逸。近現代の様々な作家が一同に会する。コンパクトで見やすい。時に巨大すぎる欧州の美術館は、頭が疲れすぎて見るのに疲れる。モネだけの美術館と思ったら違った。芸術の都パリ。恐るべし。


いつものレストランへ

かつてランチは、高校ラグビー同級生が、オーナーシェフをするフランス料理店  H.Kitchen へ。4月から日本へ研修に来るフランス人と面会も兼ねてランチ。オープンして5年。オープン当時のスタッフも辞めてないし、パリの地元民で満席だったので嬉しくなる。友達サービスのシャンパンに酔いながら、心もお腹も幸せに。

ランチの後、ノートルダム寺院、ポンピドゥ近代美術館と訪問したけど、疲れていたので、ささっと立ち寄っただけで、電車に乗って空港ホテルへ戻った。アフリカ旅行に備えて体力温存。

ところで、宿泊した空港のお手頃ホテルチェーンには、車いす対応の部屋が10以上あり。1フロアーに1つ、車いす対応部屋がある。バスルームが少し広く、シャワー椅子が壁に取り付けられている。

一方、日本の玄関口である成田空港では半分のホテルが車いす対応部屋なし。あっても1つしか部屋がない。そもそもシャトルバスが階段で車いすNG。ターミナルに隣接するホテルも無いし、都内も遠いし、選択肢がない。東京オリパラと騒いでいるが、まず玄関口の成田空港をなんとかしないといけない。

・・・・・

翌朝。ホテルで昼食も兼ねた遅めの朝食(8ユーロ)。お手頃価格のホテルだけど、パンの美味しさに感動。小麦、ライ麦、素材の味がする。そもそものレベルが高い。ハム、チーズも段違いに美味しい。オレンジジュースは果実から絞っている。お金を出して正解だった。カフェオレ飲んで、締めはホットショコラオレ。ビュッフェなので、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまうが、元気をつけて、アフリカへと旅立ちます!


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