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フィンランド バリアフリー写真

 
空港のトイレ  (2006年 撮影)

両サイドからアプローチ可能なように設計です。ただし手すりはシンプルで壊れないか心配。
問題点はトイレットペーパーが届かないこと。現場対応で手すりのペーパーをつけています。
洗面台がレバーで少しだけ角度が変わるようになっていますが、あまり意味がないような。
日本の福祉の見本は北欧をモデルにしたのでしょう。日本と似ているところが多いデザインです。

欧州は日本と同じく、車いす(障害者)用トイレとして独立して作られています。
米国カナダなどは、普通のトイレの中に一つ大きな、車いすでも使えるトイレがあります。
ヘルシンキ空港では、トイレの入口に、車いす用トイレがありますが、
並列して「赤ちゃんマーク」がありました。中をみるとかわいい便器が並んでいました。

 

 
ホテルのトイレ  (2006年 撮影)

車いすでも利用可能なトイレです。両側からのアプローチ可能なのが特徴です。典型的なフィンランドデザイン。
手すりはシンプルです。便器に取り付けているのでコストがかかりません。

 
特急列車  (2006年 撮影)

地方の駅ですが、転落防止や安全のためホームに黄色い線が引いてあります。点字ブロックはありません。
インターネットで車いす席を予約しました。該当の車両にいくと車両毎に絵でマークが書いていました。わかりやすいです。
ペットが乗れる車両もあります。欧州では本当によく犬と一緒に電車に乗ってくる人を見ます。

 

新型の特急列車とはいえ、段差がありました。通常の列車はもっと高低差があることがあります。
車掌さん手助けします。スロープはドアの横の扉に収納されていました。車いす用車両と限定されているからです。
日本では、駅員さんがスロープを担いできて大変ですよね。備え付けも方法かと思います。

最前列の座席が取り除かれて車いすスペースとなっていました。電動車いすの人のための充電コンセントもあります。
私は座席に移るのが好きなので、車いすを置いて座席でくつろぎました。
日本でも特急列車は一つの車両だけ、一列座席を外すせば簡単にバリアフリーになります。

   

この車両のトイレは広くなっており、車いすでも使えるようになっています。
このようなトイレは欧州最新車両では標準ですが、ここは広さがとても大きいのに驚きました。
電動車いすでも十分入る広さは珍しいです。設備も至れり尽くせりで、ちょっとゴテゴテ。
おむつ交換台が便器の上から落ちてくるのが面白いですね。
このトイレも両側からのアプローチができるように設計されています。だから広いともいえます。

 

 
ホテルのユニザーサルデザイン客室  (2006年 撮影)

4つ星のいいホテルです。車いす対応客室です。
デザインセンスがよく、日本の車いす専用客室のように病院のようではありません。
シャワーは、壁についている椅子に座ってあびることになります。
洗面、トイレ、シャワーを一つにすれば、同じスペースで簡単にバリアフリーになります。

 

 
トイレ研究  (2006年 撮影)

ヘルシンキとエストニアの首都タリンを結ぶ高速船にあった、車いす対応トイレです。
欧州なので、一般の人は使わないようにと別のところにあります。
ただしそれではあまりに非効率なので、従業員と車いすの人が使うトイレとなっています。
他のフィンランドのトイレと違い、片側からのアプローチしかできませんが、十分な設備です。

現代美術館の車いす対応トイレです。赤ちゃんと兼用になっていました。
小さな便器がなんともいえずかわいいです。トイレはやはり両側からアプローチ可能な設計です。

 

空港の車いす用トイレに、非常用ボタンがありました。壁全体に紐があってゴテゴテです。
日本以外で初めて見ました。紐を引っ張ると呼び出せるようになっていますが必要なのかな?
一部欧州の車いす用客室に非常用ボタンが設置されていることがありますが、非常に稀であり珍しいです。

 
フィンランドの誘導ブロック  (2006年 撮影) 

新しくできた高速バスターミナルのビル。オフィスやテナントもたくさん入っています。
そこに点字ブロックを見つけました。非常に素晴らしいデザインだと思います。
景観を乱さないし、車いすの私にも邪魔にならない。それでいてしっかりと凸がありました。

 

 

点字ブロックは日本(岡山県)発祥です。海外ではほとんど見られません。
駅のホームなど必要なところも多々ありますが、日本では無駄な設置が目につきます。景観を損ねる場合もあります。
ちなみに、フィンランドで他の場所では誘導ブロックは一つも見ませんでした。新しい建物なので実験的な試みなのかもしれません。

フィンランド各都市を結ぶ高速バスターミナルだけあって案内板は重要なのでしょう。
触図がありました。ちょっと触ったら壊れそうな優しい素材でした。かわいいですね。
点字表示というのも、日本では多いですが、海外では非常に稀で珍しいです。
日本では視覚障害者のうち
点字の読み書きができる人は1割といわれています
このように立体的な表現はとても有効でしょう。補足として点字も重要です。

 

 
お店  (2006年 撮影) 

洋服屋さんに入るビルの段差解消のスロープ。
些細なことでもバリアフリーにしてくれているのは有り難いですね。

 
ノンステップバス  (2006年 撮影)

市内を走るバスは、ほぼ全てがノンステップバスです。
お年寄りマークも貼られています。もちろんベビーカーも歓迎です。でも飲食はダメよ。
乗降時には板が出てくるので、その呼出ボタンがあります。
利用者で最も多いのはベビーカーですね。本当に街中でベビーカーで出かける人をよく見ます。

 

 
空港のエレベーター  (2006年 撮影) 

ボタンが横壁面にしかない。ユニーバサルデザインの好例。スウェーデンもよく見ました。
日本のように障害者用ボタンが後から多くつけられてゴテゴテすることはありません。
方向転換せずに、そのまま前方から降りるエレベーター。
空港らしく表示も絵が入っていたり、色づけされていたりわかりやすいです。

 
小さい飛行機  (2006年 撮影) 

バルト3国 ラトビアの首都リガに行く飛行機がフォッカーという小さい飛行機でした。
このように小さい機内用車いすに移って、階段を担いでもらいます。
日本では、このような飛行機の単独搭乗を断られることがありますが、 
フィンランドでは何の問題もなく自然に手伝ってくれました。  ※搭乗拒否問題について