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大久野島(ウサギ島)

2021年

大久野島。広島県の尾道と呉の間。瀬戸内海に浮かぶ無人島。正確にはホテルだけある。船で10分。戦時中、毒ガス開発をしていた負の歴史も学べるが、今はウサギが有名です。インバウンド(外国人)にも大人気。インスタ映えもする。

本州から船に乗るのが一般的でしょうが、四国に行く道中だったので、しまなみ海道の大三島の盛港に自動車を駐車して、フェリーで行きました。階段を上れない車いすの私は、自動車や自転車と一緒に甲板。短い時間なので全く問題なし。

下の写真は本州からの乗客船。大三島には運行していません。利用していないので分かりませんが、車いすでも問題なく乗れそうです。ただ大きな電動車いすの方は、自動車が乗れるフェリーを利用する方が良いでしょう。そのフェリーは1時間に1本ぐらい運行しています。

下写真は、本州の忠海港。車いす用の駐車スペースが2つあるようです。2014年に運営するNPOにインターンとして半年間、日本に滞在したフランス人ジュリアが撮ってくれた写真です。日本中を旅行した彼女が一番良かったというのが、この大久野島でした。やっと私も訪問。ちなみに大三島側の盛港には、車いす用駐車スペースは無し。でも広いので問題なし。角のスペースに停めました。

大久野島の港から、休暇村(ホテル)へのシャトルバス。誰でも無料で乗れますが、階段のバスでした。ノンステップでない。。。歩くのがしんどい高齢者、足腰の不自由な人が利用したいのに。。。欧州など、とっくの昔に全てがノンステップバスなのに。日本は、特に地方部は、ノンステップバスの普及が全然進んでいません。有名観光地。こういうところこそ、バリアフリーであって欲しいなあ。ベビーカー、スーツケースを持つ宿泊客にも便利なのに。

とはいえ、バスに乗れなくても全く問題ありません。メインのルートは平坦。段差なし。ホテルまでの距離も遠くありません。島の地図も非常に分かりやすいです。傾斜表示もあり。車いすユーザーにとって有難い。情報バリアフリーの見本ですね。港から休暇村(ホテル)までは、平坦な道で問題なし。15分ぐらい。島の北部は坂道あり。車いすを押してくれる人がいれば、一周できるでしょう。

ウサギ島。1時間半で一周できる大きさ。レンタサイクルもある。そこら中にウサギはいるので、車いすでも大丈夫。ウサギと触れ合うことができます。瀬戸内の穏やかな海を眺めながら、時々ウサギと遊びながらの散歩となりました。

キャンプ場もあります。釣りをする人もいる。ビーチもある。かなり良い感じです。瀬戸内の素晴らしい景色。島で非日常感も味わえるし、人気な場所でしょう。ただトイレが遠いそうです。

車いすでも歩ける快適なウッドデッキの下は、ちょうどウサギの住処になっていました。影になる場所。面白いアイデアですね。

ウサギに餌やり。フェリー乗り場で餌は売っています。パンやお菓子はNG。家から野菜を持っていくのは有り。手のひらに乗せてウサギと戯れます。人にも慣れています。抱っこするのは禁止。落とすとケガをするから。

毒ガス工場の跡地。保管所、研究所、住居、発電所など、色々あります。修学旅行で来る人も多いそうです。

島にあるホテル「休暇村、大久野島」。ランチ、喫茶、お土産物さんなどあり。多目的トイレもあり。ただ残念ながら、車いす対応客室はありません。かなり大きな宿泊施設。修学旅行で利用する人も多い。和室の部屋ばかり。その玄関に段差あり。ベッドのある洋室もありますが、少しの数だけ。宿泊もできると最高なんですが、それは贅沢かな。

このホテル前が、大きな広場で、ウサギが沢山います。穴ぼこだらけなので、歩くときには注意ください。

ところで、大阪から、大三島の盛港に予定より早く到着。乗る予定の1本前のフェリーが出るところだったので、慌ててチケットを買って乗り込んだ。船に乗って、あれ?と気づく。母の切符が介護者割引がされていない。母と娘。二人を後ろに、障害者手帳を掲示して購入したのに。

ウサギ島には券売所はありません。往復チケット。戻ってきたときに、ダメ元で半券を持って返金を依頼しにいった。「介護者と聞いていない」と悪態をつかれながらの返金。怒らないでよ。。。 言った。言わない。と喧嘩しても仕方ないので無視。割引があるのだから使うに決まっているでしょ。