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Mさん (盲学校教員) 2002年

卒業生がフェアリンクス社の便でトラブルです。
視覚障害者の一人搭乗は認めない拒否。フェアリンクス社に問い合わせたところ、「搭乗前に連絡されなければ、搭乗をお断りすることがあります」との答え。そこで「どのくらい前までに連絡するのですか?」と聞いたところ、「搭乗35分前です」とのこと。一週間前に拒否されたのは旅行会社の説明の問題との説明ですが確信犯ですね。

国土交通省の見解は「そんなことは無いでしょう!4月に通達を出したばかりですから」とのこと。ちなみにフェアリンクス社の「視覚障害者の一人搭乗は認めない」との見解は同じくこの4月に社内規則で決めたとのことです。

飛行機の搭乗では2年前に修学旅行で青森に出かけた(JAS便)時、搭乗後に生徒同士の着席は認めない-認めろで、やり取り20分、出発時間も10分ほど遅れたことがありました。折角の旅行のはじめから「けち」が付いた感がありました。

 
<きーじー>

 障害を持つ人を単独では乗せない航空会社なんですね。フェアリンク社は。
 そんな航空会社が運行を認可させていいのでしょうか? 疑問です。


Hさん (友人が車イス)

2002年9月に、高知~女満別間(関空にて乗継)を航空機部分のみ一人旅を行なおうとしている車椅子の友人(女性)が、ANAより単独での搭乗を拒否されています。

このたび私からの申し出で北海道旅行を計画しています。埼玉に住む私は一足先に出発し、現地で彼女を迎えます。
高知の施設~高知空港間は施設介助人が、女満別空港から北海道内旅行を経て、また女満別空港までは私が介助致します。この女性は「進行性 化骨性 筋炎」という難病で、自分では歩く事やベルト(恐らく)も出来ません。このあたりが航空会社のいう「身の回りの世話」という事になるのでしょう。

実は、今回チケットを予約・購入する際、航空機部分のみとはいえ、なにしろ初めての一人旅。私と彼女自身が再三に渡り「単独搭乗が出来るか」の点について、症状その他を航空会社へ詳細に伝え、それでOKが出たのでチケットの購入と至ったのです。チケット購入の際にも念を入れ電話で説明をしながらの購入でした。現在そのチケットは彼女の手元にあります。ところが、それから数日後航空会社の要請により再び症状などを伝えたのですが、そこで突然拒否をされてしまったのです。

航空会社は例によって「身の回り」という言葉を持ち出しますが、フライト時間も短く食事やトイレは問題無く、(念のためにいわゆるおむつを装着する事は伝えてあります)問題があるとすれば唯一手が器用に使えませんのでベルトの脱着に時間が掛かること(そのときの状態によりますが、自分で出来ない可能性は有ります)くらいでしょうか。シートベルトを自分の手で締めれないことを理由に、隣に介助者が乗らなければならないと航空会社は主張してきています。

 
どうにもならないので、JAS(高知-羽田-女満別)に問い合わせると、JASの予約センター(子会社:エアロコミュニケーションサービス株式会社)の取締役が部下1名をしたがえ、私のもとへ通算3度訪れて下さり、
その結果、JAS側でチームを組み単独搭乗が成功しました。

結局ANAからは搭乗拒否されてそのままになってしまいました。
ANAとJASでは正反対の対応でした。どうしてこんなに違うのか不思議でなりません。

9/3当日、女満別空港にて彼女を出迎えましたが、JAS側の好意で立ち入り制限区域内への立入り許可を頂き、
到着した機内まで彼女を迎えに行く事が出来ました。

  

また、この単独搭乗をしたという事実は、飛行機から降りてきたところで取材を受け、
翌日9/4 北海道新聞の社会面(全道版)で、写真入りにて大きく紹介されました。
10月に札幌で DPI世界大会(障害のある人々の国際会議)が開かれるからです。

       


本人 稲田福代 さんの感想

先日9月3日から10日迄、無事北海道旅行を達成する事が出来ました。お陰様で北海道のあの大自然の空気や、どれをとっても申し分のない雄大・広大な景色・満点の星空を見る事が出来、四国では到底味わえない素敵な良い思い出を作る事が出来ました。又、旅先の宿では、色んな人に出会い、自分自身に凄く貴重な良い経験・体験もさせて頂き、改めて自分に思い知らされる発見も致しました。これもHさんや、私に関わって下さった方々、皆さんのお陰だと、大変感謝しています。

今回重度障害者単独搭乗において、当初から自立の意味を含み、何としてでも単独搭乗をとの願いが、JASのお陰で、搭乗可能にさせて頂く事が出来ました。各空港のそれぞれのスタッフが待機して下さり、事故も事件も起こらず、
スムーズに搭乗させて頂き、又、私に気を使って色々と親切にして頂いて、凄く頭の下がる思いで、胸いっぱいでした。

それに比べて、ANAは当初は搭乗可能だと言いながら、最終的には「介助人付きでないと搭乗拒否」との一点張り。何故ああも堅苦しい事言うのか、スカイアシストデスクという窓口は、未だに信じられません。いくらお客様のサービス窓口でも、スタッフが障害者の事を知らなければ、無意味に等しいと思いました。

今回の旅行を機に自分も又勇気と力がわいて、もっともっと色んな事に挑戦したい気持ちが出てきました。

写真説明: 斜里町・社会福祉協議会の皆さんと

コントローラ部の改造費(実費)のみで、旅行中無償にてお借りしたリクライニング付き電動車イス。左方向からアームが伸びている様子が見えます。なおこの際、旅行中の自動車への積み降ろしが容易になるであろうという社協の好意から、写真には有りませんが折り畳み式のスロープもお借りしています。また、この車椅子並びスロープ借り入れの際、社協側が泊まっている宿まで搬入・搬出まで行なって下さいました。


Sさん (夫が車イス)

 
> 最大手旅行社のパックツアーに問い合わせると、
> 他の客へ迷惑をかけ不愉快な(障害者と一緒ということで)思いをさせることがあるので
> 診断書を提出し本部で会議にかけるとのでと門前払い。
> それ以来、個人旅行を満喫しています。

> ところで、フェアリンクですが、今度の旅で利用します。
> あらかじめ車椅子の旨を伝えたところ、やはり歩けるかという質問をされ、
> 歩けなくても階段があるので昇ってほしいと言われ、
> 手の麻痺を告げると、おぶることもできないのであれば困ると言われ、、、、、。
> 結局、介護人がいることや一切責任は負わないことなどでOKとなりました。
> まぁその場でも人悶着ありそうですがいつのもように周りの乗客の方でもなんでも
> HELPしてもらうつもりです。行動あるのみ。
 

さて、きーじーさんが搭乗拒否にあったフェアリンク社(成田→仙台)に乗ってきました。

帰国便のホノルル発JALが1時間30分遅れ。成田での乗り換えがあることを告げ、
ANA(成田)にギリギリで乗ることになることを連絡してもらいました。
そして成田。もう数分というところでチェックインができホッとするのもつかの間、
かなり怒りモードのスタッフ登場。

「車椅子の方は30分前の搭乗手続きが基本。本来はここでお断りするのですが特別乗せますが、せっかくリフトバスを準備していたのキャンセルしてしまい普通のバスになります。そのためアシストを特別に3人につけますが、かなり不自由することになりそれでもよければ乗せることを許可します。ギリギリにきたお客様がすべて悪いのですから」

というようなことを一方的に威圧的言われました。
もちろん、遅れたのはJALが原因で予定では2時間は余裕をみてエアの選択をしてました。
障害者なんだから迷惑かけないよいに心がけてくれと言いたいのがみえみえでした。

かなりの興奮と他のお客様への迷惑を考えれば言い争う気持ちにもなれず、
ハイ、ハイと聞き流しました。そして、最後に「ところで病名はなんですか」かなりぶしつけ。

「頚椎損傷ですけどそれはどうしてですか。チケット予約のときからまたその後も何度か質問の電話あり伝えているはずです」 「こちらでは連絡は受けていないしパイロットに報告する義務があるのでお聞きしただけです」 「病名によっては乗れないことがあるのですか」 「いえそういうことはありません」 きーじーさんが言ってたのはこれか、変なの、ていうかムカムカ。

機内用車椅子に乗り換え、不慣れな手つきで階段を持ち上げ危険な状況でやっと機内へ。
仙台に着いてからは“はちゃめちゃ劇”はなく、かなりスムーズに移動。感動。
フェアリンクは階段が狭いのでかなり研究してどれが最適な方法か検討しているそうです。

今回、機内用車椅子を準備してくれたことは、
きーじーさんの事件以降、少し良い方向に動いてくれたということなのでしょうか。


先進国日本といえど障害者に対する意識の部分ではかなり遅れていると思います。
このような中では当事者自身も精神的改革をしていかなければいけないと日頃おもっています。
どんどん障害者も世の中にでて自己主張すべきです。
障害者はひとりで外にでるはずがないというのが前提にある以上、
完璧なバリアフリーは日本の中では望めませんね。


脊髄損傷 車イス Kさん  (2005年11月)

年末に1人でベトナムとバンコクに旅行しようとノースウェストのマイレージの特典旅行で
ノースウェスト通して、中国南方航空に予約しようとしました。http://www.cs-air.jp/

座席の指定のお願いせなあかん思って、ノースウェストに電話すれば、
「車椅子のお客様なので南方航空に問い合わせます」って言われました。

間接的だとよく伝わらないから自分で直接、南方航空に電話したら、その時の答えは
 「車椅子のお客様だと自身の車椅子は空港のカウンターで荷物として預かります。
 機内では車椅子が使用できないので、職員がお手伝いします」
 だった。

でも、搭乗ゲートまで自分の車椅子で行きたいし、機内でも車椅子使いたいので
もう少し、強い口調でお願い?すると電話をたらいまわしにされて、

 「お客様は病気で車椅子?それともケガ?」って聞いてきた。

どうやらケガでの車椅子なら診断書はいらないとのこと。
そして、機内での車椅子使用・ゲートまでの自身の車椅子使用を再度要望してみた。
もしだめやったら仕方ないと思ってたが、帰ったきた答えが、

 「車椅子のお客様は診断書が必須です!」 

そんなん、人によっては言うことが変わるのか!!

その後も、「関空発なら、関西支店の方に聞いてくれ」と言われ、
関西支店に電話するとまたたらいまわしにされ、その後連絡があり、
「お客様はおひとりの旅行ですか?」って。

「障害者の場合、お一人様のご搭乗はお断りします!」って。
「違う航空会社に変更すれば?」とも。

せっかく予約して旅行を計画したのに・・・ って言うと
「あなたが事前に車椅子で搭乗出来るかどうか電話で聞かないのが悪いんでしょ!」って。

何だか初めの返事と最後の返事と全然違う。統一性がまったくない。最悪の会社。
中国東方航空はそこまでひどくなかったのだけど。
これが中国の現状かなぁ。。。

年末年始はいつもどおり日本で寝正月となりそうです。
ホテルの予約をしていないのが唯一の救いでした。

 
<きーじー>

ひどい話ですね。お疲れさまです。
そういえば2001年に、中国の国内線で南方航空を利用したとき、友人と一緒でしたが、
車イスをカウンターでどうしても預けなければならなかったので融通が利かないなあ、
単独搭乗ならもめそうだと思ったことありまう。

中国。経済発展をしてきて、福祉、バリアフリーはこれからでしょう。
どうか日本の悪い所は真似しないで欲しいものです。はい。


Hさん 二分脊椎 車イス  (2007年3月)

ところで、「障害者単独搭乗の制限」について、悲しい話があります。
千葉で開催されたトレイルオリエンテーリングの大会に参加した。
車いすであっても、移動に障害があっても、公園や森の中でオリエンテーリングを楽しめるスポーツ。
この大会には、長崎県から二名の車いすの選手(男女)も参加していた。

彼らは、値段が安いスカイネットアジア航空(長崎-羽田)で来ていた。 
往路は一緒に大会参加する付き添い人が一名同行していたが、復路は車いすの彼らのみ。
あまり旅行慣れしていない二人なため、心配していたが、悪い予感は的中した。 

車いすのカップル二名が、スカイネットアジア航空チケットカウンターで、 
搭乗手続きをしようとすると「障害者単独の場合、一名しか乗せれない」と言われたのだ。
往路に連れてきてもらった付添人に電話をして、交渉しても無駄足。

航空会社の説明によれば、付き添いがいれば、1機につき最高8名まで障害者は乗ることが出来るらしい。 
単独搭乗が他にいた場合も、規則を守るらしい。 

事前連絡をしていなかったのは、チケットを障害者割引で買っていなかったため。
それよりも安い価格設定があるから割引を使う必要はない。
また、一時間半の短い飛行時間なので、トイレに行くことはない。
お手伝いが必要なのは、乗り降りの際に、機内用車いすを用意してもらうことだけである。
もしその車いすがなければ、床を這うなり方法はある。
何か手配してもらうことなどないため、航空会社に事前相談や連絡はしていなかった。 

結果、男性の車いすの人が、翌朝の便で長崎へ帰ることになり羽田で一泊。
空港にあるターミナルホテルに自腹で宿泊することになった。


<きーじー>

私は、後日この話を聞いて憤りを感じた。「障害者だから」という理由は全くもって理解できない。 
であるなら、耳の聞こえない人も一名のみ? 目の悪い人も? 知的障害も? 
付き添い人がいても、いなくても、飛行機に乗る行為は変わらないのに、
なぜ単独の場合だけ搭乗人数が制限されるのか? 

「お手伝いが必要な方」とするなら、妊婦も一名のみ。子どもの単独搭乗も一名のみ。 
足腰の弱い高齢者も一名のみ。等々も制限すべきである。なぜ障害者だけなのか? 

飛行機を利用する際に、お手伝いの必要な乗客は何も障害者だけに限らない。
外国の飛行機に乗ったときは、その国の言語ができなければ不自由な乗客となる。
また、障害者だからって、全ての人がお手伝いが必要とは限らない。 

そもそも障害者って何だろう? 日本では人口比5%と言われるが、米国では20%。国連の統計では13%。
世界の定義でいくと飛行機に乗っている多くの人が何らの障害(不自由)を抱えている人です。 
英国では聴覚障害者は、コミュニケーションに不自由のある人という意味で人口の10%とされています。

欧州では近年、格安航空会社が隆盛となり、搭乗時間の短縮が経営手法なため、搭乗に手間と時間のかかる車いすの乗客を4台まで制限している航空会社が、 人権問題だと、EUで議論になり、利用制限が撤廃された。 

スカイネットアジア航空。料金が安いのはありがたいことだが、規則は人権違犯である。 
私が、その場にいればバトルするのですが、長崎の二人は奥ゆかしく、素直に従ってしまった。
以前は車いすの単独搭乗を拒否することがあったので、それよりは進歩していますが、ひどい話です。
 


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