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ベルギー バリアフリー写真

 
鉄道  (2012年 撮影)

首都ブリュッセルから、観光都市ブルージュへの移動。国内移動における主要路線。新しい車両はベルギーでは導入されておらず(設備投資ができない苦しい経営?)、昔ながらの段差のある車両。車いすで乗るには、渡し板が必要なので駅の案内所で依頼したら、駅員が全然来ない。結局、周りに担いでもらって乗り込み。

ブルージュの駅。ホームへとつながるエレベーターが格好いい。階段は横。自転車を押せるようにか、階段の端がスロープになっていました。

ブルージュ駅と駅前広場の誘導ブロック。滅多に見ることのない点字ブロック。新しい場所なので整備していると推測されます。誘導なので同系色。溝は深くありませんが、靴でも充分認識。結節点は、陸上トラックのような柔らかいラバーのような触り心地です。

 
リエージュ駅 鉄道  (2018年 撮影)

ドイツからの移動。ドイツで電車に乗るのにキッチリお手伝いをしてもらったが、リエージュ駅では迎えは無し。車掌に担いでもらって降りた。国境を超えると連絡がうまく伝わらないみたい。言語も違うし、会社も違う。システムも違うのかな。ロンドンからブリュッセル。ユーロスターは問題なかったけど。新しいリエージュ駅は完全バリアフリー。ただしトイレはわかりにくい場所。

リエージュから、次の目的地ブリュッセルへの移動も列車。駅で確認するとやっぱり階段ある車両。チケット事前購入ついでに、カウンターで介助依頼すると、電話して介助予約してと言う。そんなの外国人に無理。お願いして、代わりに電話してもらって翌日の介助予約をした。翌日きっちりお手伝いしてくれました。ブリュッセルにも迎えはいました。ちょうど白杖の人も一緒に乗りこみ。


ブリュッセル 地下鉄  (2012年 撮影)

ベルギーで一番大きなブリュッセル南駅。鉄道、地下鉄、トラムの駅が重なります。地下鉄へのアクセス。路線図には車いすOKマークがあるので、エレベーターを探しても見つからない。駅舎の外、トラム乗場の西側に見えない角度でエレベーターがありました。標識案内して欲しい。わかりにくい、出るところが暗いので、一般のエレベーター利用者は全くいません。

ボタンは非常に押しやすいです。表示も明確。

地下鉄の改札。車いす対応は広い。自転車、荷物、子ども、ペット、など8つの絵がかわいいです。

地下鉄の点字(警告)ブロック。銀色の大きな突起。間隔が広いため、日本の黄色点字ブロックでは車いすや杖だと滑りますが、これならば問題なし。

ブリュッセル中央駅。坂の町なので、地下鉄の出口が階段がなくスロープでそのまま外へ。これが本当のユニバーサルデザイン。エレベーターの場合、故障がありますから。こちらは標識があるので、どこが車いすで出れるのか一目瞭然。


王立モネ劇場  (2012年 撮影)

オペラを鑑賞しました。車いす席は当日手配。いわゆる専用スペースはなく、1階席の最後列の空いたスペースで観賞。事前手配できれば良かったのですが、車いす利用者は電話問い合わせしてくれとの返事だったため。車いすトイレも後付けで作られていましたが、あまり使われていないようで、掃除のロッカーも兼用でした。


市内バス  (2012年 撮影)

あまり新しいバスは走っていませんが、半分ぐらいがノンステップバスでした。隣国(フランスやオランダ)に比べて、ノンステップバスの普及率はかなり低いと思います。でも日本よりは多いです。2018年にリエージュ訪問したとき、バス停で手を振ったのですが、運転手は私を無視して乗車拒否されました。

 
ホテル アクセシブルルーム  (2018年 撮影)

車いす対応部屋です。英語では、アクセシブルルーム。広いバスルームに、シャワー椅子があるのが世界標準です。