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エリトリア バリアフリー写真

 
現地の障害者たち  (2017年撮影)

1993年にエチオピアから独立した新しい国エリトリア。その戦争の影響もあってか障害者が街中にたくさんいました。少なくとも家に閉じこもっているのではなく、街に出て生活しているのは素晴らしいことです。多くが3輪バイクに乗っていました。エンジンはベスパで、旧宗主国イタリアの影響を受けています。

 

エリトリアは自転車の国です。国民の多くが自転車に乗り、競技も盛ん。街中にたくさんの自転車屋さんもあります。車いすも売っていました。車いすが街中に多い理由の一つが、自転車の国である、車いす利用への抵抗が少ない、メンテナンスがしやすいのもあるでしょう。

たくさんの障害者が街中にいるのですが、残念ながら建物や公共交通のバリアフリーは皆無です。建物にスロープがあることもなく、車いすトイレなんてありません。モスクや教会など、車いすアクセスがあるといいんですけど。車いす利用者がモスクに入れず、外でお祈りしていました。

屋根付きの車いす。恰幅のいいおじさんです。なんかお洒落で格好いいです。