中東地域で初の観光バリアフリー国際会議が開かれる。その準備に協力するために出張。首都アンマンで泊まったホテルは、4つ星「クラウンプラザ」。世界的ホテルチェーンですね。
アクセシブルルーム(車いす対応客室)は2つあり。日本と世界の違いは、バスルーム。折りたたみシャワー椅子を壁につけるのが世界基準。バスタブは無し。
こちらは通常の部屋。高級ホテルなので、バスルームは十分に広いです。4つ星以上なら、通常の部屋であっても、手動車いすなら宿泊に大きな問題はないでしょう。広いから。
世界で最も標高の低い場所にある塩湖の死海には、リゾートホテルが並びます。宿泊したメルキューレの車いす対応部屋です。欧州基準のバスルームですね。完璧。
アカバ 5つ星ホテル (2013年 撮影) スクーバダイビングで有名な紅海に面した自由都市アカバ。町一番の高級ホテル「インターコンチネンタル」。アクセシブルルームは、いわゆるデラックス(スイート)の部屋でした。リビング付き。バスルームだけで普通の1部屋分ぐらい。ベランダから中庭のプールが見える。3泊と贅沢させてもらいました。これだけ広いと、もう何も言うことなし。完璧なバリアフリーですが、問題は宿泊価格ですね。幾らか?知りません。
5つ星ホテル。設備もサービスもバッチリ。プールサイドで食べる朝食も素晴らしい。ヨルダン国内だけでなく、隣国サウジやイスラエル、欧州からも多くの旅行者がいます。国際的です。
公共空間のバリアフリーもされていました。通常トイレの真ん中に日本と同じような車いす対応トイレがあり。流石の5つ星ホテルです。
ビーチへのアクセスも問題なし。段差解消。船やボートがでる桟橋にも砂浜の上に歩きやすいマットが敷いてありました。車いすで、美しい海へのアクセスも可能。最高ですね。
レストラン (2013年 撮影) 人気の大箱レストラン。入口にスロープがありました。繁盛している店は顧客サービスも充実。誰にでも優しい。車いす対応トイレもあると完璧ですけど、それはまだ未設置でした。
アンマン城 (2013年 撮影) 7000年前から人が住んでいた、世界でも最も古い都市アンマン。その高台にある城壁。車いすでも観光できるように、スロープや段差のない道が整備されています。
2世紀の遺跡など。ぐるりと回れます。アンマン市内を一望できる景観も素晴らしい。観光地がバリアフリー化されていくのは、世界的な流れです。ヨルダンも整備が進んでいます。
ペトラ遺跡 (2000年) 世界一ともいわれるペトラ遺跡。ヨルダン観光のハイライト。シークという秘密の道。階段はありません。馬車(有料)も走ってるので、それに乗ることもできます。遺跡内部はガタガタの石畳。ロバに乗って廻りました。
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