オランダは自転車の国。山がない平坦な国土なため、庶民の日常の交通手段として自転車が利用されます。ブレーキのない自転車で有名ですね。自転車道が整備されているのも特徴です。歩道もゆったりとしています。自転車の多いところ=車いすでも歩きやすい 電動車いすの人を街中で多く見かけます。移動しやすい環境だからでしょう。歩道も横傾斜はなく、まっすぐ平らです。
こちらは、2001年訪問時の写真。アムステルダム住宅街の中心地域。自動車のない道です。真ん中が自転車道、両横が歩道。安全で安心です。 アムステルダムの中心、ダム広場にあった点字ブロックです。歩道沿いにある誘導のため、日本のように凸ではなく、凹んでいるのが特徴です。景観に配慮して周囲と同系色。 アムステルダム名物、トラムです。2001年に訪問したときは低床はありませんでしたが、2007年は3割ぐらい?が低床に変わっていました。時代に合わせて、新しい車両を導入しているようです。素晴らしい。
古い狭い壊れそうなエレベーターがホームの端にしかなかったのですが、新しいエレベーターが作られていました。シースルーで開放感があります。中も広い。空港へ向かう電車も新しいタイプに!段差が少なくなりました。どうせなら段差ゼロにして欲しいのですが、随分と利用しやすくなりました。空港駅にのみ誘導ブロックがありました。
ブリュッセルから、アムステルダムへ (2012年 撮影) 国際列車。追加の特急料金のない急行列車。約3時間。車いすマークの車両はベルギーのもの? ホームに駅員がいたので渡し板をお願いしたら、すぐに用意してくれました。到着駅のアムステルダムでは何もなく、周りに担いでもらって下車。もちろん事前にお願いしたら渡し板も用意してくれるでしょうが、その手続きは面倒で大変で、自分で乗った方が楽です。
車内には車いす対応のゆったりトイレが完備。スペースを有効活用してうまく作っています。扉も広いです。 アムステルダム駅の点字(誘導)ブロック。隣国ベルギーともちょっと違いますね。突起が小さい。タイルとは明らかに触覚が違います。車いすにもストレスにはなりません。後付けで、床のタイルデザインが台無しになっているので設計者は嫌でしょう。初めから想定して床もデザインできればいいのでしょうが、後付けですね。 空港へと向かう列車。2007年と同じですね。ちょうど駅員さんがいたので渡し板を依頼。ホームの隅っこに渡し板が置いてあるんです。ちなみに空港では依頼していないので、周りに担いでもらって下車。30センチぐらいなんですけど、2段あるので、ちょっと大変。段差なしになれば介助なしで自由に乗れるのに。。。
車両の中。2階建なのでデッキ部分に。トイレは車いす対応のユニバーサルデザイン。欧州ではこれが標準。
長い取っ手がある買物カゴが多くありました。飲料を買ったり、まとめ買いすると重たくなので、床を引きずるのです。車輪のついたカートだと場所をとるため、小さいスーパーだとNGになります。床はつるつる。カゴを引きずりながら、買物をする人々に驚きました。高齢者などいいですね。持てないもの。
車いす対応トイレは、車いす専用にはせず、赤ちゃん対応と一緒にされていました。シンプルなデザインです。通常のトイレットペーパーは、遠い位置にあるため、手すりにトイレットペーパーが置いています。欧州でよくみる形です。
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