車いす専用駐車スペースは、米国が一番有名で数も多いですが、欧州にも至るところにあります。南アフリカも、たくさんありました。もちろん自動車を所有する白人地区ですけれど。専用のステッカーを持つことが駐車の条件です。違反の罰則があるので、ルールを皆が守ります。日本は、「駐車禁止除外指定車」というのがあって、駐車禁止を免除する制度です。
ペンギンが見れる「ボルダーズビーチ」の駐車場(車いす用駐車スペースあり)にある看板です。車いすマークの表示があり、地図にも車いす走行可能なルートが表示されています。日本の観光地も、階段や段差がどこにあって、スロープがあるのか表示して欲しいと思います。ペンギンのいる浜へ続く道は、ウッドデッキで段差がないユニバーサルデザインとなっています。
ケープタウンで借りた自動車です。その場で手動装置を取り付けてくれました。日本でもレンタカーで取り付けてくれると嬉しいのですが、残念ながら、その制度はありません。 希望峰の灯台に行くケーブルカーです。遊歩道があるので、歩くのが面倒な人、体の不自由な人が利用します。きっちり車いす用の設備がありました。
超低価格ホテルチェーンの客室です。1人で泊まっても最高の3人で泊まっても同じ料金です。機能的で、便利です。1部屋が車いす対応の部屋となっていたので利用しました。シャワーは、簡易のパイプイスに座って浴びます。ユニバーサルなデザインの部屋です。
ダーバンのダウンタウン。広場を結ぶ地下道への階段に、ジグザクに設置されたスロープがありました。エレベーターやエスカレーターがなくてもバリアフリーに出来るのです。設計段階から考えられたユニバーサルデザインですね。 南アフリカに周りを囲まれた黒人国家の小国レソトの出入国審査場にあったスロープです。貧しい国なのに、南アフリカの影響でしょうバリアフリーになっていてビックリでした。 同じく南アフリカと接する黒人国家の小国スワジランドです。首都ムバハネのバスターミナルは、ショッピングセンターと併設になっています。バスターミナルへ行く橋が段差がなく、さりげないユニバーサルデザインでした。駐車場もエレベーターがありますが、非常時のためにスロープがあり、配慮がされていました。
南アフリカの北東 自然の宝庫ナミビアの第二の都市 スワコプムンドにある高級ホテル。車いす対応でスロープをつくっていますが、傾斜が強くて利用できない。また、入口がスロープでも、その前の車道から歩道へ、大きな段差があるので結局利用できない。
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