ジュネーブ (2015年 撮影) パリからTGVでジュネーブへ。車両とホームの段差が大きいので、手動リフトで乗降する。欧州では一般的な光景。少しずつ段差のない特急や列車も増えてますが、基本は大きな段差で不便。 ジュネーブ中央駅(コルナヴァン駅)のホームは理想的なデザイン。階段、エレベーター、スロープ、3つの併用。私はスロープで降りました。エレベーターだけに頼った上下移動だと、混雑時や停電、故障のときなど使えなくて困ることがあります。
ホームの車いすトイレ。きっちり整備されています。 宿泊したジュネーブ・ユースホステルの車いす対応シャワー。壁に椅子(ロール・イン・シャワー)が欧米の基本デザイン。一般シャワートイレ室の中に設置も、扉は電子ロックされ、受付で使用許可をもらうと、ここが使えるようになります。全てのフロアーにはなく、1フロアーだけなので、男女2つかな。 ジュネーブは公共交通の充実が凄い。トラム、バス、ローリー、鉄道ときめ細かく路線がある。もちろんバリアフリー。市民は郊外に行くときなどは自動車を利用するので、使い分けがされており素晴らしい。 こちらはローリーバス。低床でした。 低床バスに乗って移動。空港へ向かいます。ベビーカーの乗客も一緒だったので、車いす・ベビーカースペースを仲良く共用しました。
コルナヴァン駅でバスを乗り換え。駅前はフルフラット。自動車はノロノロ運転。もちろん歩行者優先。トラムやバスから、段差なしで駅に入れます。シームレスな移動ですね。島型ホームが立ち並び、階段や段差だらけな日本とは大きな違い。
バス停の表示。私は5番バスに乗って空港へ。車いすマークが全てにありますね。低床バスです。11とあるのは11分後に到着という意味です。 バスの車いすスペース。マークがかわいいです。 ジュネーブ空港のスペシャルケアアテンダントの待合室。小さく古い空港なので、ブリッジが少なく、昇降車での搭乗がほとんど。別案内となることが多いです。
ツエルマット (2008年 撮影) 町全体が自動車通行禁止。5キロ手前にある町から電車で移動します。電車は完全バリアフリーでした。欧州では珍しく段差ゼロ。冬にはスキー客で賑わいます。
ホームとの隙間に、電車から渡し板が出てくる構造には驚きました。すごいです。 ツエルマット駅のホテル案内板です。車いすマークもあるのが嬉しいです。基準は難しいですが、一つの目安になります。観光案内所などで配布される地図やガイドブックなどでも、車いすマークの表記が増えて欲しいものです。
山々と氷河を眺めるゴルナーグラート展望台を目指します。新型車量は段差ゼロ。旧型車両は手動リフトを使います。駅員さんが、ハンドルをぐるぐる回して乗降してくれます。バリアフリーなので、展望台からアルプスの山を堪能できます。
車いすトイレ (2008年 撮影) 欧州は、日本同様に車いす用トイレが専用として別途作られます。こちらはユースホステルの、車いす対応トイレとシャワーです。チェックインの時に、鍵を借りて使用することになります。 バーゼルのサッカー場にあるショッピングセンターの、車いすトイレです。絵のマークがかわいいです。
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