ロンドンの新名所。テムズ川を挟んで、セントポール大聖堂とテート・モダンを結んでいます。美しいスロープです。大聖堂に続く階段も自然なスロープが設置されており、非常に快適です。
テートモダン(無料で入れる現代美術館)にあった木製の手すりです。 切り抜いており、デザインが格好いいです。
ロンドンから車で約2時間。素晴らしい庭園と黒い白鳥も有名。スロープがあり、車いすでも楽しめます。迷路が面白いのですが、最後の出口が階段になるので、入口に戻って脱出することになりました。城内はとても広く、駐車場からバスが走ってます。一番後ろにスロープがあり、車いすのまま乗り込めます。素晴らしい。
ロンドンドで非常に多くの「歩道底上げ」を見ました。歩行者の多い繁華街と、住宅街に入る道路です。このアイデアは、イギリスが発祥なのかもしれません。
庶民の通勤通学の足、近郊列車もようやくバリアフリー化が始まっています。幾つかの駅にエレベーター。しかし、ホームと車両の段差が非常に高いのが問題です。駅員がスロープを敷いてくれますが、駅員のいないときもあり。
メトロ(地下鉄)もバリアフリー化が遅れています。古いから難しいのですが、東京みたいですね。五輪を迎えるにあたり、急速に変わると思います。 しかし駅舎だけでなく、ホームにも問題が多いです。同じ列車でも、駅によって高さが違うのです。ホームが高かったり、低かったり、間が空いていたり。大変です。
ロンドンの地下鉄路線図には、駅に車いすマークが標準で記載されています。残念ながら、古くて改装も難しく、地下鉄の駅で、バリアフリーなところは限られていますが、東の方には車いすマークが多くあり。それが、DLRというロンドン東部の新交通です。ロンドンオリンピックのメインスタジアムがある地域です。新しいため、ほぼ全駅がバリアフリー。車いすに快適です。段差なし。駅にはリフト(エレベーター)有り。
オリンピックメインスタジアムのある駅ストラトフォード。ロンドン最大のショッピングセンターもある駅。ユーロスターの新駅、DLR、地下鉄、郊外列車、バス、あらゆる交通手段の結節点。素晴らしい交通計画。新しいので完全バリアフリー。
11年振りの利用。前回はパリ行きだったが、今回はブリュッセル行き。ロンドンの出発駅は、セントパンクラス駅に変更。駅舎は新しく完全バリアフリー。車いす席は、1つのみ。1等席のエリアにある。通常座席は今やインターネットで簡単に購入できるが、車いす席はボタンはあれどエラーになる。電話か現場で買うしかない。日本の新幹線と同様に面倒である。渡し板を用意してもらう必要があるので、早めにいって、アシスタンス(介助)を依頼します。これは当日でOK。
ホームと車両の段差も2段で高いため、スロープの用意が必要。車両にはユニバーサルトイレ有り。1等席のドアに近いところの椅子が取り外され、車いすのまま座る。横には介助者が座る。電動車いすもOKの大きさ。ただし通路に乗客がスーツケースを置いたりして、通れなくなる。私は苦情を言って、どけてもらいました。
格は定価の半分以下。それで食事つきの一等席。かなりの優遇だが、切符購入の面倒さ、1席しかないこと、段差があり自由で乗れないことなど、かなりの不満。特別扱いよりも、機会の平等を! 値段は同じでいいから、自由に乗りたい。 到着駅のブリュッセルでもホームと段差。ユーロスターは料金も高く、サービスもしっかりしているので到着駅ではスロープが用意されていました。
急速に低床バスが普及しました。ほとんど全てのバスに、車いすでも乗れます。ただし1台につき、車いす1台。地下鉄は階段だらけでバリアフリーでないので、バスがもっぱら便利です。
通常の乗客は前から乗って料金を支払いますが、中央部の降り口から乗るので、支払いができません。つまり無料。障害のある市民、高齢者などは無料パスが交付されています。 日本では、車いす用トイレに非常用ボタンがあります。これは日本だけの設備だと思ってましたが、英国で多く見ました。北欧で少し見られる程度ですが、日本と英国は特殊なのかもしれません。新しいホテルの車いす対応部屋です。バスルームを別途、広く作っていました。大仰です。ベッドの枕元には非常用ボタンがありました。まるで病院のようです。 大英博物館の車いすトイレです。これまた非常用ボタンと、非常用紐がありました。日本とそっくりなのに驚きです。
公衆の車いすトイレが、しばしば施錠されていることがあります。一般の利用を防ぐため。いたずらを防ぐため。よって障害のある市民は、鍵を渡され、その鍵を使って利用します。 旅行者の私は当然、鍵がないので使えません。一般トイレの横に作れば問題ないはず。別離保護の考えなので、このような鍵が必要となります。設計デザインの問題。この対応は好きでありません。車いす対応トイレは、使いたい人が使えばいい。もちろん車いすが優先ですけど。 ロンドンのヒースロー空港の車いすトイレです。一般のトイレは階段があり、別にポツンと作ってありました。専用設備だけ作ればいい、そんな英国のバリアフリーはイマイチです。内部も乗り移りが難しい正面に向いた構造。洗浄ボタンも高く、ゴミ箱が邪魔で近づけない。世界を代表する国際空港なのに。タバコの匂いが強く、従業員がさぼりで使っていると推測されました。 ちなみに、ヒースロー空港。地下鉄のターミナル123駅。車いすマークが表記されているが、ホームと車両に大きな段差。エレベーターも設置されているが、鍵がかかっており、利用するのに10分も待った。非常に不便。改札の外に出てしまうエレベーターなため、施錠されているのだが、誰もが簡単に利用できるようにして欲しい。空港駅なのに。 ロンドンの強豪チーム、アーセナルのスタジアム、ハイベリー(2006年より新スタジアムに移りました)。住宅街の中にあります。駅は古いので階段があります。周りの人に手伝ってもらう必要があります。車いす用席は事前連絡で介助者と共に無料で入れます。非常に良い場所にあります。ベッカムを目の前で見ることができました。
イギリスのタクシーは、車いすのまま乗れることで有名です。横側がスライドドア。そこからスロープが出てきます。スロープを出すのが面倒くさい。壊れている場合もありますが、非常に快適です。中には6名+助手席1名、7名が乗れます。トランクのスペースがそのまま座席なので、大きな荷物があると補助席は使えません。空港からのタクシーは、ほぼ100%この形なので、車いすも大きなスーツケースの人も安心です。
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