近年、米国で急速に普及しているヴァンです。車いすそのまま乗り込めます。電動車いすや頚椎損傷の車いすの人が、自分で運転する場合に特に利用します。車いすのまま運転席に座ったり、座席に移動したり、あるいは介助専門であったり、中はそれぞれ。 キャンパスの風景です。障害を持つ学生は約800名(全校3万2000名)います。学習障害やADHDの人も含むので数が多いですが、車いすも50名ほど在籍しています。校舎へ入るドアは自動ドアになっていたり、電動車いすでも押して開けれるボタンがあります。
学生だけでなく、地域の人も利用する大きな施設です。障害のある人もたくさん利用します。日本のように障害者専用スポーツ施設になっていません。皆一緒に汗を流しております。 バスルームが男女共同です。こんなところから男女差別がない理由がわかりました。宗教上の理由などで、男女共同が無理な人は女性専用フロアーが用意されています。男女の性差異のバリアフリーも進んでいるところです。シャワーの一部にイスがあり、車いすも利用できるようになっています。
空港と駅を結ぶシャトルバスは観光バスタイプなので、リフトが中央部にありました。ADA(米国障害者法)の影響で、どれもバリアフリーになっています。このバスも既存のバスを改造しており、側面にリフトをつけて、中の座席が移動します。
昔から、バリアフリーが進む地域。リフト付きバスがたくさん走っています。自転車も乗せれます。現在は、順次、ノンステップバスに移行していますが、随分と昔から車いすでも利用できるようにしていたとの証明です。
子供達が、水と遊べる大きな噴水です。 バリアフリーが配慮されています。エレベーターは車いす専用でなっていなく素晴らしいです。荷物のある人、ベビーカーのある人など、必要な人を優先するような表示があります。電車を降りたときも、どこにエレベーターがあるか表示があり、親切です。
ホテルからスキー場に送迎してくれるリフトつきバスです。非常に古いですが、それは昔から存在していることを意味しております。ちなみに雪国の車いすのタイヤは、滑らないようにマウンテンバイクのものをつけている人が多いです。
アメリカには、障害者専用トイレはありません。しかし困ることはありません。トイレの一つが、車いすでも入れるように広くなっているのです。1つしかない場合は、それが広くなっています。日本のように豪華な設備ではなく、簡素な設備ですが、どこにいっても同じようにトイレがあるのは嬉しいことです。
シアトル中心街の歩道のカーブカットです。完全フルフラットになっています。
サンフランシスコの中心街です。2004年ごろから点字ブロックの設置が進んでいます。交差点への認識のため。日本より突起が小さく、間隔は大きいため、車いすへの振動は少ないです。カーブカットは滑らかです。
アメリカ人の娯楽、映画館です。 座席が、歯抜けにするのが、こちらのバリアフリー方法です。同行者と並んで見ることができます。あるいは座席への移動も可能です。最も優れた配慮です。日本もこうなって欲しいもの。
メジャーリーグ 野球場 (2003年、2008年 撮影) サンフランシスコ・ジャイアンツの野球場です。車いすでも座れる座席が300以上あります。車いすの観客がいないときは一般の人が座ります。車いすが行くと係員がイスを撤去します。ユニバーサルデザインの見本ですね。他の野球場やスポーツ施設も同じです。
車いすの観客がいないときは、一般にもチケットを販売し、そこにパイプ席で座ったりします。ヤンキースタジアムもそうでした。 シアトルマリナーズのセーフコフィールドです。全てのエリアに車いす席が用意されています。
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