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ウズベキスタン バリアフリー写真

 
台車用スロープ  (2005年 撮影)

中央アジア(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス)の建物には、スロープがたまにあります。車いす用ではなく、荷物を運ぶ台車のためのものです。よって押しやすいように間は階段のままになっていることが多いです。結果的に車いすでも利用できるユニバーサルデザインになっています。ただし傾斜がもう少し緩やかであるなら良いのですが。オフィスビル、地下鉄の入口、ホテルの写真を掲載します。

 

階段の台車用スロープは、旧ソ連の国々でよく見かけます。下写真はウクライナのリビウ駅です。共通点があります。

 

カザフスタン アルマティ空港の車いすトイレ  (2005年 撮影)

3週間の中央アジア滞在で唯一見た車いす用トイレです。案の定、物置になっていました。掃除婦の休憩場ともなっていました。
手すりもつけただけで典型的な利用者のことを考えていない形だけの設備です。でも、これがスタート。少しずつよくなることを期待します。

なお、中央アジアでは、空港ですら、洋式トイレがないことが多いです。飛行機への搭乗もブリッジがなく、バスと階段だけなので、バリアだらけです。

 

カザフスタン 首都アスタナ空港の車いすトイレ  (2016年 撮影)

ロシアW杯観戦の帰りに立ち寄り、空港の車いすトイレですが、点字ブロックがありました。余計な設備ですね。とりあえず何でもつければいいという考え。これからの改善に期待です。

 
旧共産主義国の車いす  (2005年 撮影)

中国や東欧、旧ソ連の国々、アフリカやアジアの旧共産国で、今でも見かけることがあります。日本でも、昔は自転車型の車いすでした。それが進化して現在のコンパクトな形になりました。タジキスタンの市場で見た、この自転車型車いすは、レバーを前後させてこぎます。同じくレバーで動かす車いすを、ウズベキスタンの市場でも見ました。