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関門トンネル人道

2022年

仕事で下関へ引越。住居から関門海峡はすぐ。歩いて海岸線へ。

小さな遊園地があります。はいからっと横丁。

遊園地、水族館を通り過ぎ、桟橋が見えてきました。対岸の九州、門司港と、巌流島への船が出ています。関門トンネルの人道を通った後は、船で唐戸に戻ってくる予定です。帰ってくる場所をチェック。

カモンワーフという、レストランや土産物屋が並ぶエリアの手前に、ふぐの安い食堂あり。こちらで早めのランチを取ることにしました。店は段差なし。外にテーブルも有り。

ふくふく満足セット。追加で、くじらの唐揚げ。とても美味しかったです。リーズナブルな価格も良いですねー。

友人と記念写真。春休みの良い天気でした。

唐戸市場へ。魚の卸売市場ですが、週末は観光客向けに、寿司などが売られます。春休みの週末。駐車場も満車。多くの人で賑わっていました。

それもそのはず。寿司のクオリティが高い。種類も豊富。珍しいネタも満載。鯨の寿司は初めてみました。下関は、河豚、アンコウ、鯨が名物なんです。鯨が名産とは失礼ながら知らなかった。。。 地元民にいわせると、高いらしいですが、クオリティが高いので、充分なコストパフォーマンスだと思います。

市場の外にあるデッキには、買った寿司を座って食べる人であふれていました。好きなものを買って、その場で食べる。ゴミが海に飛んでしまうとか心配でしたが、マナーが良いのかゴミが落ちていない。プラスチックなどが海に落ちたら、環境破壊になりますから。それにしても平和な風景ですね。市場で買った食料を笑顔で食べる。

唐戸市場から、関門橋の方へと海岸線を歩きます。途中に赤間神社があり。韓国洋式?少し特色ある建物です。階段でしか上がれないので参拝はパス。下から眺めておわり。

関門橋の下に到着。海が綺麗なんですよね。潮の流れも早い。特筆すべきは、船の多さです。客船、タンカー、貨物船、漁船、色んな船がひっきりなしに狭い海峡を進んでいきます。それを見ているだけでも面白い。

関門トンネルの人道へと到着。その後ろには、火の山公園。ロープウェイがあります。桜で景色が良いです。

ここの地名は壇ノ浦。源平の戦い。教科書で習うところですね。古戦場の跡に、源義経、平知盛の銅像があります。

大砲のレプリカもありました。長州藩が作って、欧米列強の船を攻撃したところ。

この観光のメインディッシュ。関門トンネルの人道へ。歩行者は無料。エレベーターで地下に降ります。自転車、バイクも通行可能なので、段差もなく、車いすでも快適に移動できます。ちなみに下関の人道入口前には、無料の駐車場があるので、車で来て、人道を歩くことも簡単にできます。

人道は、車道の下に作られていることを説明資料で知る。スペースの有効活用ですね。でも歩いていて、上に道路があるとは思いません。音もしません。

人道です。緩やかな坂になっていますが、車いすでも問題なし。全長780メートル。世界でも珍しい歩行者の海底トンネル。

九州へと到着。エレベーターで上がって、門司から、下関を眺めます。

門司側のトンネルを出たところの歩道状況はあまりよくなく、車いすでの走行は少々しにくいです。それでもすぐに海沿いの遊歩道に出れるので、そこを歩きましょう。

桜が美しい季節でした。おじさんと桜。

門司港に走る、観光トロッコ列車。ちょうど通るところでした。シャッターチャンス!

門司港レトロ地区に到着。こちらも観光客で賑わっていました。いい感じ。

バナナの叩き売りのパフォーマンス。門司港名物。観光客も多いので活気があります。

跳ね橋を渡って、下関へと戻る船乗場へと向います。

下関と門司を結ぶ船乗場。海に浮かぶ、浮き桟橋なので、潮位による船と乗船場との段差はできません。ちょっと乗場も波で揺れたりします。ゆらゆら。

船からスロープが出てきます。幅も十分あります。手動車いすなら問題なし。大きな電動車いすだと、ちょっと難しいかもしれません。

デッキ部分も広く、車いすで風に当たれます。座席部分も車いすスペースがありました。完璧ですね。有難い。ひょっとして乗れないかもしれないと思ってましたが、トンネルを歩いて、船で戻ってくるプランを遂行できました。

この船。所要5分とあっという間です。特筆すべきは、そのスピード。めちゃくちゃ早い高速船でした。海峡を走る船の間をささっとすりぬけていきます。楽しかったです。