2012年 小倉城と神社。周辺は整備され車椅子でも快適に散策が楽しめます。
モノレールを使って、小倉競馬場へ。全駅完全バリアフリー。エレベーター付き。広い改札も有り。しかしながら、駅員が、「どこまで行きますか?」と尋ねてくる。「一人で大丈夫です」と応えても、3度ほど行き先を教えてくれと言われるが、頑なに拒否。「教えてもらわなきゃ困ります」とも言うが、知ったことじゃない。どこに行こうが勝手でしょ。一人で乗って、一人で降りるのだから、どうして伝える必要があるのだろう。子ども扱い。 ホームは広い。転倒防止柵も有り。ただし車両とホームには、5センチほどの段差が残る。電動車いすなら渡し板が必要。私はドアの横を持って一人でこれぐらいなら段差を越えれるので何の問題もなし。東京や大阪、各地のモノレールではホームの底上げがなされているが、小倉がまだ未整備とは残念。簡単なのに。
小倉競馬場は、モノレール駅と直結。とても便利。駅から段差なしで競馬場へとつながる。競馬場はもちろんバリアフリー。
メインスタンド4階に、シニア席と車いす席がありました。正確にいうと優先エリア。マークシートが書けない、苦手な人のためにも、口頭の馬券売場も有り。低いカウンターも有り。
こちらはメインスタンド3階の自由観覧席にある、車いすスペース。2つありました。
専用スペースでなくても、どこでもレース観戦できます。スロープ、エレベーターも完備。エレベーターは少しわかりにくい場所にありますが、一般利用を少なくするための良い設計。メインの導線は、エスカレーターと階段です。
蛇足ですが、宿泊したホテル。1階の共用部分、男女のトイレがどちらも、ゆったりと広く車いす兼用でした。すばらしい設計ですね。ちなみに私は一般客室に宿泊。トイレ洗面は1階のこちらを利用。お風呂も1階に温泉があり、靴を脱ぐ入口に一段ありましたが、中に入れました。
続いて、門司港へ。JR小倉駅。在来線と新幹線のホームは高さが違う。階段とエスカレーターのみ。エレベーター無し。階段昇降機が設置されているが、ご存知のように使うのが面倒で時間がかかる。大きな駅なのにショック。
階段昇降機を使うのは面倒なので、外に出てから在来線乗場へと移動する。そのエレベーターが、係員を呼び出してから、動くというもの。なんで普通に簡単に使えないのかなあ。 こちらはJR小倉駅、南口に出るときに使う唯一のエレベーターにあった張り紙。計画停電があったとき止まるらしい。ならば車いすは駅から外に出れない。少なくとも一つは車いすでも通れるルートを確保したうえで、エレベーター停止するならいいのに、これでは大変困る。 小倉駅のホーム。JRの駅では車両とホームの段差が大きいことがありますが、その段差解消の取り組み。ホームを高くしていました。すべての駅でこれが進んで欲しいと願います。駅員さんも渡し板を置く必要が減るし、乗客も段差でつまづく危険性が減りますから。
ホームと車両の段差は、ほぼゼロでしたが、ホームが曲がっているので、間隔はちょっと広かったです。
門司港駅に到着。終着駅なので、ホームと駅舎の高さは同じ。レトロな建物。雰囲気がある美しい駅です。 門司港レトロ地区。バリアフリーな整備がされ、車いすでも快適に散策ができます。しかし名物の「焼きカレー」を、昼食に食べようと思ったら、小さく古い店舗も多く、多くの店が段差や階段のみ。車いすで入れる店を探すのに、ちょっと一苦労でした。
|