2011年 バリアフリーで段差のない遊歩道が整備されているというので、釧路湿原に行きました。5月下旬でしたが、山桜が満開。寒かったです。
遊歩道は有料かと勘違いしていて、有料の展望台の中に入りました。その入口には、親切にバリアフリー木道が水色で表現されていました。階段の場所も記載されており、完璧な案内です。
展望台とは逆の方向、駐車場には入らず、左手にいけば、バリアフリー木道の入口があります。24時間開いているわけではなく、早朝や夕方には門は閉められてしまいます。
湿原だから、平らなのかと思ったら、大間違い。かなりの起伏があります。知床五湖の高架木道なんて甘い、甘い。10度ほどの傾斜がある場所もあり。気合いを入れて車いすをこぎます。
木材が腐食している部分が多数あり注意が必要です。修繕している箇所もありますが、かなりの凸凹です。人も少なく、かなり野性的。動物は見ませんでしたが、鳥の鳴き声はたくさん聞こえました。
スタート地点から900メートル。起伏はあるものの段差なしで、北斗展望台へ到着しました。眼下に釧路湿原。冬ならば、鶴が見れるのかもしれませんが、雪道を車いすで歩くのは不可能でしょう。展望台は大きく、広いのですが、段差解消されておらず、車いすは一部しか見れませんでした。この先の遊歩道がバリアフリーでないので、わざとバリアを作って侵入禁止にしているようでした。残念。
帰りは、来た道を戻ります。 |