2009年 日本の祭りを代表する、青森のねぶた祭り。多くの観光客が訪れます。山車が運行する道路は3キロぐらいと長いので、有料席でなくても、早く行けば、観覧に良い場所が確保できます。お勧めは、交通規制が始まってから解放される交差点です。 いろいろ調べたのですが、車いす用(障害者用)の駐車場はなく、民間の駐車場に駐車しました。駐車場の問題よりも、宿泊の問題が深刻でしょう。どこも満室。県外に泊まるツアー客も多いとか。私は車で野宿でした。 日も暮れて、祭りがスタート。さすがの迫力です。太鼓の音が響き渡り、ねぶたの山車が練り歩きます。車いすでも何の問題もありません。早めにいって、路上に陣取って、観戦場所さえ確保すれば大丈夫。帰りのことを考えて、駐車場に近いところで観戦するのがいいかも。車いす用のトイレも幾つかあります。 日本で最も面白い祭りと期待していたのですが、少し肩すかしでした。ハネトと呼ばれる踊り子が、ロープで隔離されているのが一つの理由です。理由があってこうなったのでしょうが、一体感はなし。踊る人、見る人と完全に分かれてしまっている。単なるショー、パレードという感じです。その質はとても高いのですけれど。
祭りの期間が長いため、演者が流しているのも気になりました。2日間ぐらいで集中して、燃え尽きた方が面白いでしょう。しかし、東北の重要な観光資源のため、長い期間、祭りをやらざるを得ないようです。
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