2013年 北海道を代表する温泉地「登別」。いわゆる地獄といわれる景勝地があります。温泉街の最深部に位置しており、自動車を駐車場に停めて見に行きますが、結構な坂道。車いすであることを告げると、「一番近くまで行って降ろして来ても良い」とのことも、私は運転手なので無理。観光バスがでーんと一番近いところに多数駐車され、一般車はそのかなり下。車いす利用者や肢体不自由者の優先駐車場所とかあれば理想ですけど、それは絶対ではありません。
地獄谷へと続く道。なぜだか妙に立派なスロープが横に設置。傾斜8%以下に抑えるためかな?建設費用は相当なものと推測されますが、遠回りになるため誰も通ってません。全体的に滑らかにすればいいのに。。。車いす利用者はやっぱり傾斜が緩い方がいいので、有難く通らせてもらいます。
温泉が噴き出す、地獄風景ですね。車いすでアクセスできるのは嬉しいこと。
地獄谷の遊歩道は階段なし! 車いすでも通行可能! でも傾斜が強いので介助が必要です。かなり急なので、初心者には転倒の恐れがあり危険です。慎重に進んでください。
地獄谷から温泉街を眺めて。硫黄の匂いもプンプン。地熱もポカポカ。五感で体感する観光地。
最深部までも段差なく、車いすでも可能といえば可能ですが、急な坂道なので複数介助が必要です。まあそこまで行かなくても充分に楽しめます。
アジアからの団体さんが、とても多かったです。香港、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシアなど。暑い東南アジアの人々には北海道が人気なようです。ベタな観光地に外国人観光客。
地獄谷を観光した後、登別温泉のとあるホテルに宿泊しました。1泊2食 ビュッフェで1人1万円弱。バブル時代に過剰投資された後遺症がたくさん残る温泉街。車いすで泊まれる宿を探しても見つからない。情報もないので、勘を頼りに泊まった宿は、大浴場へは長い階段のみ。玄関にスロープなし。車いすトイレもなし。いまどき、大きなホテルだと車いす対応部屋はなくても、段差解消や、一つぐらい多目的トイレもあると思ったのですが、残念ながらバリアフリーがとても遅れている温泉街と感じました。全ての温泉宿を調べたわけでもなく、単なる印象ですけど。 |