白川郷 & 新穂高ロープウェイ 2009年
世界遺産の白川郷。高速道路も開通して、アクセスが容易になりました。
行楽シーズンは駐車場がとても込み大渋滞するので、荘川ICから国道を通って南からアクセスするのが良いようです。
せせらぎ公園の駐車場が広いです。古い合掌造りの街並みが残り、そのまま生活しているところを散策することができます。
ただし、合掌造りの集落の内部には、段差があるため車いすで入ることは難しいです。とはいえ、外から充分に楽しめます。 野外博物館に入りました。500円。落ち着いて散策できます。
砂利の坂道の端が舗装されていました。ガタガタではなくスムーズなため、車いすでの坂道の移動が軽減されます。
全てを舗装するのは景観を損なうので良くありません。一部改造は素晴らしいアイデアです。熊本城でも同様の配慮を見ました。 庄川にかかる橋です。段差もなく快適です。バリアフリーです。
集落と、野外美術館のある、せせらぎ駐車場を結んでいます。階段の横にも自然な形でスロープがありました。
白川郷から北へ、県境を超えて富山県。同じく世界遺産の五箇山。2012年に訪問。相倉合掌造り集落を訪問。
駐車場から集落までは斜面を横切る1本道。白川郷より観光客が少ないですが、静かでのんびりしていました。
集落は山の斜面に建つため、すべてを車いすで廻ることはできませんが、主要な場所は見学できました。
白川郷から東へ2時間。北アルプスを望む新穂高ロープウェイです。
現在、バリアフリー対応がバッチリに変更されましあ。最初のロープウェイには階段に昇降リフトが設置。乗り換えて移動します。
建物への入口にもスロープ。乗場へも小さいですがエレベーターが設置されていました。有難いです。
ゴンドラには少し段差がありますが、スロープを設置してくれます。 中間駅では2階建ての大きなロープウェイに乗換えます。こちらは乗場に段差なし。段差のないルートを通って乗場へ移動します。
中間駅のある場所にも自動車を停めれるので、電動車いすの人などは中間駅からが便利でしょう。 終点は雪景色でした。車いすでも気軽に大自然を体験できることに感激です。
外の遊歩道は雪道でした。少し車いすで散策して雪に触れるのが楽しいでしょう。
残念ながら曇りで穂高を見ることはできませんでしたが、帰りに槍ヶ岳を見れました。
帰りの中間駅では、温泉に入って体を温めました。脱衣場まで段差なし。露天風呂まで15センチほどの一段のみ。階段なし。
香港と台湾の人を連れていきましたが、とても喜んでいました。車いすでも簡単にアクセスできるのはとても嬉しいです。
2800円と料金は安くありませんが、美味しい空気と北アルプスの山々を堪能ください。
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