2020年 広島県の山間部、庄原市に「帝釈峡」という、自然渓谷の名所がある。バリアフリーの情報はなかったが、遊歩道は段差がなく、車いすでも訪問できそうだったので、出張のついでに、紅葉狩りも兼ねて、立ち寄りました。
駐車料金400円。多目的トイレ、土産物屋さん、食堂のある場所からスタート。渓流沿いに遊歩道が整備されています。名勝「雄橋(おんばし)」までは徒歩20分。その奥にも遊歩道が連なっていますが、山道になったりするので車いすではNG。
遊歩道を進んでいきます。緩やかな傾斜。舗装された箇所は少しだけ。固い砂利道の遊歩道となります。
すぐに鍾乳洞「白雲洞」。洞窟探検も気軽に出来るのは楽しいですね。もちろん車いすの私は入ることができません。それは仕方のないこと。
鍾乳洞を見ることはなく、渓流沿いを進んでいきます。路面はガタガタですが、基本的には固いので、なんとか車いすでも走行可能。ただし、雨の日は、地面がぬかるんで、車いすでは大変でしょう。ゴール地点「雄橋」までは、少し下り坂になります。
1キロ弱。15-20分で、天然の岩の橋「雄橋」に到着。高さ40メートル。長さ90メートル。幅19メートル。下を通り抜けます!
雄橋から奥、神竜湖まで遊歩道が続いてますが、段差がなく車いすで走行可能なのは、雄橋の周辺まで。ここでUターンします。
渓流。癒されます。
雄橋を違う角度から。中世の人々は、生活道路として利用してたとのこと。
車いす単独。一人での訪問でしたが、問題なく見ることができました。いい運動になりました。誰か押す人がいれば容易に観光可能です。ガタガタ道である、車いすが壊れやすいのには注意して、自然を満喫ください。 |