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栂池自然園

2019年

家族旅行で夏の白馬へ。スキー場が夏のアクティビティも積極的になってきた。栂池(つがいけ)スキー場に面白い施設ができているので、避暑も兼ねて遊びに行こうとしたら、その上にある自然園が車いすでも楽しめることを公式サイトで発見。園内の一部が段差のないフラットな木道が整備されている。ゴンドラ、ロープウエイにも乗れる。行ってきました!

センターハウスの駐車場から坂を上って、ゴンドラの建物へ。従業員に声をかけ、業務用エレベーターを使って、ゴンドラ乗り場へと向かいます。

ゴンドラ乗り場。木製のスロープを持ってきてくれました。ゴンドラを一時停止させt、乗り込みます。6人乗りの小さなゴンドラなので、大きな電動車いすなどは入りませんが、できる範囲で、できる限りのバリアフリー対応。有難いです。

ゴンドラを降りたら、未舗装の山道を少し歩いて、ロープウェイ乗り場へと向かいます。車いす単独ではちょっと厳しい。誰か車いすを押す人が必要です。

3分ぐらいで、ロープウェイ乗場へ到着。エレベーターも有り。

ロープウェイはでっかく、段差隙間もなし。

ロープウェイを降りたら、10分ほど歩いて、自然園と向かいます。ここが坂道。車いすは押す人が必要。介助する人も大変です。業務用の自動車が通る舗装された道。傾斜が強いといっても10度はありません。ただ片斜面のカーブで、こぎにくいです。

ロープウェイの終点駅には、貸出用の電動アシスト式車いすがあります。事前予約制とホームページに書いてましたが、当日でも借りられるかもしれません。私も借りてみようかと思ったら、介助用の車いすで、自走式ではありませんでした。車いすユーザーというより、長距離歩行が困難な足腰の不自由な高齢者用ですね。

ロッジ、レストラン、トイレなどが固まる観光の拠点に到着。ここからは平ら。

ビジターセンターに到着。ここで入園料を支払って自然園と入ります。中には無料の休憩施設もあり。同行者がトレッキングしたりするとき、この中で時間をつぶせます。

標高1900メートル。天空の自然植物園に到着。最初の部分が、車いすでも走行可能な、バリアフリー木道になっています。いわゆる初心者コースがバリアフリー。全体の5分の1ぐらいかな。それでもかなりの距離。

百聞は一見にしかず。写真をご覧ください。整備された道が続いてます。 

風雨による劣化、地表の変化などで少し段差ができたのでしょう。そこを埋める小さな板もつけられています。芸が細かい。

奥へと続く道は、階段があったりします。流石にここで引き返す。自然地形。傾斜があったりすると段差解消は大変。それでも一部を完全バリアフリーにしてくれているのは、本当に有難いです。

ロープウェイ駅に貼っていたポスター。秋の紅葉は絶景。秋に来るのも良いですねー。 


朝イチに自然園を散策。午後からはゲレンデ中腹にあるスキー場の、遊び施設WOWへ。ゴンドラは中間駅でおりますが、ゴンドラ駅から外に出るのは階段でした。。。周りに声をかけて、担いでもらってゲレンデへと出ます。 

トビダス。タワーの上から、浮き輪に乗って飛び出しますアトラクション。子どもがチャレンジ。

クライミング。東京五輪もあって、これからますます人気になりそう。

目玉施設のアミダス。漁業ネットを使った巨大アスレチック施設。フランス製。フランスの職人が作りました。車いすの私は外でお留守番。子どものとき、こんな施設で遊びたかったなあ。夢のような世界。夏のアクティビティも充実の栂池スキー場でした。