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鶴ヶ城(若松城)

2020年

福島県の内陸、会津若松。かつて訪問したときは素通りしてしまった鶴ヶ城。バリアフリー化されている、記述があることを知り、今回の訪問となった。全く期待していなかったが、どうしてどうして素晴らしい観光地。堀が綺麗。庭も美しい。城も立派な天守閣。車いすユーザーにとっても、バリアフリー化をできる限りしてくれているので、バッチリなんです。

公式ホームページに、車いす利用者の駐車スペース記述あり。それに従い、北出丸のタクシー乗り場の隣に駐車。

お城の歴史です。

砂利道の端が舗装されているので、とても歩きやすいです。車いす、ベビーカー、杖などの高齢者にとって優しい配慮。砂利道を進むのは大変ですから。坂の傾斜も強くありません。

天守閣の近くに到着。

入場料を払えば、天守閣に入れますが、そこは昔のまま。階段のみ。雰囲気ありますね。ちょうど小学生が修学旅行か社会見学に来ていました。流石に天守閣は車いすNGです。

城の周りは入場無料。美しい庭園を車いすで散歩します。写真を見てください。砂利道を舗装しており、歩きやすいのです!

周りに高い建物もなし。美しい庭。きれいな天守閣。絵になりますねー。

先程の小学生達が天守閣の展望台にいました。ここに上って見る景色は素晴らしいでしょうね。

庭の一角には古い建物があり、そこに茶室。お茶、お菓子を食べることできます。外国人に茶道体験など良いですね。ただし、段差有り、古い家屋なので車いすNGなのは仕方なし。

時計廻りで、天守閣を一周。門をくぐって外へ。こちらも段差なし。バリアフリーがバッチリです。もちろん車いす対応トイレもありますよ。

桜も多く、地元民にとっては花見の名所でしょう。お城は観光地としてだけでなく、市民の憩いの場。そこがバリアフリー配慮されている。情報発信も的確に行われている。とても良い事例です。駐車場への道が一方通行で、城壁をくねくねするのも楽しかったです。お堀沿いに昭和のラブホテルがあり、駐車場へ行くのに必ず前を通るのには笑ってしまいましたが、それはそれで風情あり。