2009年 日本一の秘湯といわれる、鶴の湯。 秋田県の田沢湖から乳頭温泉郷へ、未舗装の狭い道を通って山の中へ。雰囲気たっぷり、情緒あふれる素晴らしい温泉地です。写真を見て段差がなさそうなので行ってみることにしました。 道路は砂利道です。平坦なので問題なし。入浴料を支払う小屋は階段でした。周りの観光客に頼んで買ってきてもらいました。よって車いすの客が来たこともわからず。温泉へは、橋をわたります。段差がないので問題なし。温泉小屋は狭いので、露天へ。混浴だと思っていたら、男女別(脱衣所が別、入るところも別、中は一応つながっている)でした。
露天風呂へと通じる道。深い砂利ですが、段差がないので、なんとか進めます。脱衣場は段差なので、露天風呂の横で、ささっと裸に着替え。野ざらしで丸見えですが、気にしない。露天に入る女性は、ほとんどおらず、女性の目がないので安心でした。
露天風呂の側に車いすを置いて温泉へ。ほぼ段差なしなので快適。着替えた衣服を詰めたカバンは、車いすの隣に。乳白色の素晴らしいお湯。自然の中なので、蜂がたくさん飛んでいました。
食事をするところや、休憩するところ、泊まるところもあるのですが、いずれも古い家屋で階段ばかり。車いすはNGです。しかし、露天風呂は、車いすでアクセス可能です。温泉好きな人は、東北の山奥へ是非、訪問してみてください。
2020年に再訪しました。やっぱり良いお湯でした! 露天風呂は撮影禁止になっていたので無しです。
後生掛温泉 2013年 東北の奥地にある名湯として名高い後生掛温泉。鶴の湯と同時に訪問する温泉好きも多いと思う。東京から北海道へと、自動車移動の際、時間があったので立ち寄ってみることにした。
訪問日は、5月6日なのに、雪が多くてたまげた。運転中には雪も降ってきた。例年より寒いこともあるが、GWが過ぎても春は遠い土地。 名湯に車いすで入れるのかどうかは、わからなかった。電話で聞けばいいでしょ?と思うかもしれないが、大抵はNOと言われるし、少々の段差や階段があっても工夫次第で入れることもある。グーグルの画像検索で調べると、下写真と同じ正面玄関の写真がいくつか出てくる。スロープがある!ので、ひょっとしてバリアフリーかもと期待した。残念ながら温泉へのアクセスがわかる写真は発見できず。 湯治場である。スロープのあるのは宿泊施設。肝心の温泉は、坂の下にある。これも知っていた。ひょっとしたら宿泊施設の中から温泉まで、エレベーターなりバリアフリールートがあるかもと期待したが、無し。従業員は車いすの私を見ると、すごい気まずい嫌な顔をした。そして「ダメ、ダメ」と。大阪ナンバーで、雪の中、車いす一人で温泉に入りに来たのに、かなり残念な対応。入れないだろうけど、とりあえず見てからというので、自動車で温泉の前まで行く許可をもらって降りる。 中に入って納得。脱衣場までも長い階段。脱衣場から温泉までも階段らしい。数段なら這ってもいいが諦めた。情報開示として、さりげなく階段の写真を載せてくれたら、来なかったのに。。。
外からのルートで、ひょっとしたら段差なしルートが作れるかもしれません。温泉の酸ですぐに自動販売機が壊れるらしいので、エレベーターの設置は無理とか。階段で入れない温泉があるのは仕方ありません。ただ入れそう、無理そうと判断できる材料の情報発信があると良いのになあ。 |