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別府 海地獄 & 鬼石の湯

2021年

大分から神戸へ向かうフェリーに乗る前に、別府を観光。その定番といえば地獄巡り。沢山あるので、どこか1つに絞るならと、調べて考えて、海地獄を選んだ。他の地獄を廻ったわけではありませんが、この選択は大正解だと自分に満足。車いすで廻りやすい。観光地として整備されている、隣にある日帰り温泉を楽しめる。そんな理由です

入場券を買って、中へと入る。入場券が丸い可愛い鬼が書かれたステッカーになっていて、そこからワクワクする。園内も段差のないきれいな道。車いす、ベビーカー、杖の人も安心でしょう。

蓮の池を眺めながら歩く。イメージする地獄の風景かな。庭も手入れが行き届いています。

足湯、赤池のあるエリアは、急な坂です。車いす単独では難しいでしょう。力のある人が押せば、もちろん可能でしょうが、無理してまで見たいとは思わなかったし、同行者が押すのは大変で嫌だというので、この坂の上には行きませんでした。

海地獄のある手前に、新しい建物が建っています。内部は土産物やカフェがあり、そこを通らないと地獄に行けません。お土産物を買うように商売上手ですね。オシャレな空間なので全く問題なし。雨の時、暑い時、寒い時、この建物内で休むこともできます。

海地獄に到着。迫力満点。

 

不思議な、青い色。自然の脅威です。

海地獄から、建物を眺めて。建物の2階にもエレベーターで上がれます。ギャラリーになっていて展示物も興味深いですし、2階からの景色も良いです。車いすでも全く問題なく、観光することができました。感謝。


海地獄の隣りに、日帰り温泉「鬼石の湯」があります。汗を流しにいきました。急な坂道なので、車いす独りでは難しいかな。

「鬼石の湯」は、鬼石坊主地獄の隣にあります。入口は別。

入場してからも坂道があります。頑張りましょう。横を見れば、木々の隙間から鬼石坊主地獄が見れます。

温泉に到着。シンプルで段差なし。最高です!

男性の更衣室。1つあるトイレが、車いすでも利用可能な、ゆったりトイレでした。素晴らしいですね!

更衣室から、浴場へも段差ゼロ。シャワー椅子もあるじゃないですか! 完璧です。

内風呂。優しい木の仕切りが高さ10センチぐらい。私にはこれが一番入りやすい。車いすをちょこんと置いて、湯を楽しみます。温泉の聖地である別府。もちろん源泉かけ流し。ねっとり硫黄臭もあり最高。温度が高いので、長湯にはご注意を。

露天風呂へのアクセスも段差ゼロ。多くの場合、露天風呂へは段差があることが多いのですけど、「鬼石の湯」は、どこまでも配慮が行き届いている。それも自然な形で。扉も力がなくても開けられる引き戸です。

外にも2つの露天風呂。階段で上がる展望風呂が名物でそこに人は集まるので、1階の露天風呂は貸切でした。癒されます。おそるべし温泉県おおいた。バリアフリー完璧な日帰り温泉でした。入口までのアクセスが坂道なのは、自然地形なので仕方ありませんが、地獄巡りをした後、頑張って坂道を上がった先に極楽が待っていますよ!