歩行空間がフルフラットです。段差ゼロになっています。非常に歩きやすいです。車道が歩道の高さに合わせています。信号もついています。
フランス ストラスブール&パリ (2008年 撮影) 歩道空間のブロックの色も変えています。歩道の高さに合わせて、道路が底上げされています。信号はない交通量の少ない、自動車が進入がしにくいように工夫された旧市街の地域です。歩道が優先されています。いずれも歩行者が多い中心街です。自動車はゆっくり走らなければなりません。
アラブ首長国連邦 ドバイ (2008年 撮影) 発展著しい建設ラッシュの街。中級ホテルが密集する中心地の横断歩道です。信号つき。自動車中心の社会で、何車線もある道路がたくさんあります。スピードの速い車も多いので注意は必要です。 こちらは、2012年の撮影。ドバイメトロの終着駅にあるパーク&ライドの駅。駐車場を通って外に出ます。歩道が底上げ。自動車にも原則を促しています。
韓国 ソウル市内 (2010年 撮影) ソウル市内で新しく整備された歩道で、かなり多くの底上げを見ることができます。車優先社会ですが、歩行者に優しい環境の整備が進んでいます。
台湾 新幹線の駅 (2008年 撮影) 台湾新幹線の台中駅前です。空港みたいな近代的な建物です。車寄せが歩行者優先でした。減速のためのガタガタもあります。
ニュージーランド (2008年 撮影) 多くの事例を見ることができます。上段は、オークランドの空港です。信号はありません。下段は、町の中心街の横断歩道です。バンプ(凸)が、自動車の減速、停止を促します。タイルも違います。 オーストラリア (2008年 撮影) オーストラリアでも、歩行者の多い空間では、一般的に歩道の底上げが行われています。その代わり、信号は無し。隣国ニュージーランドと比較して、横断歩道をペイントして強調がされています。 イギリス ロンドン (2009年 撮影) ロンドンでは、非常に多くの「歩道底上げ」を見ました。歩行者の多い繁華街と、住宅街に入る道路です。イギリスが発祥なのかもしれません。
アイスランド レイキャビク (2010年 撮影) 市内中心部、商店やレストラン、カフェなどが立ち並ぶ観光エリアです。こちらでも事例がありました。 日本 大阪 阪急梅田駅 (2008年 撮影) 日本でも事例がありました! 阪急梅田駅の1階。紀伊国屋書店の北側です。空車待ちのタクシーが出入りする道路のため、交通量は多くありません。一方で歩行者はとても多いです。以前はずっと段差があったため、車いすでは通行が大変で、大回りする必要がありましたが、車道が底上げされました。
中心部の大通り商店街。活気のある歩行者の多い場所のため、自動車優先になっておりません。商店街を横切る道路が、商店街の部分だけ底上げされ、歩道と同じ高さになっていました。歩行者はフルフラットで段差なし。
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