ヘブロン/パレスチナ パレスチナの一番大きな町ヘブロン。聖地イブラヒムモスクに行く道沿いにある床屋。ヘブロンにはユダヤ人入植地があり、イブラヒムモスクもイスラエル管理側にある。パレスチナ人のタクシーで行ったため、パレスチナ側から入ることになるが、そのときに通る場所。狭い道を抜けて、最後に鉄格子の回転ドアを抜けることになる。 床屋さんは年配の人。風格のある肖像写真が掲げられていたので、「誰か?」と尋ねると、自分の父だという。父の時代には床屋は歯医者も兼ねていたらしく、歯を抜くペンチを見せてくれた。大切に保管していたので、形見でもあるのだろう。他にも医療まがいのことを床屋は行っていたらしい。面白いですね。親切で丁寧に散髪してくれました。 外国人がよく通る場所なので、日本人も切ったことあると言っていた。イスラエルよりは値段は安いが、パレスチナ料金としては高いかも。外国人料金であっても、貧しいパレスチナにお金を落としたかったので、別に問題なし。 20シュケル (約600円) 2013年10月
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