ラグビーW杯 2011 観戦旅行(3)
2011/09
オークランド (ニュージーランド×フランス) / ニュージーランド
新築のスタジアム 旅行6日目。パイヒアから、オークランドへ戻る。オークランドの北にある郊外都市ノースハーバー。ここにもW杯の会場となったスタジアムがある。 新しい町の、新しいスタジアム。車いす席が複数エリアにありました。いい感じ。 スタジアムの横には、2つのラグビーグランドが有り。地元ラグビーチームのクラブハウスも。豊かですね。天然芝です。開放的です。友人は裸足で走ってラグビーの本場NZのグラウンドを堪能しました。 植物園 7日目。夜はラグビー観戦も午前は暇なので、宿泊場所の近くにある植物園に行くことにした。1号線。431番出口。オークランドの南にある。
植物園サイコー。どこもかしこもバリアフリー。車いすもOKっす。ときには、車いすNGの看板も。車いすでは通り抜けができない合図。階段とか、道が途切れたりとか。バリアフリーであることが表示されるのでなく、バリアフリーでないことが表示されるとは、感動的。 土曜日だった。多くの人が散歩にきていた。電動車いすの人もいた。Native Forest Walk というのもあるが、自然そのままなので、車いすはNG。森の中を歩けるので楽しいが、道案内も最小限なので、迷子になる危険性もあり。自然そのまま。
太極拳も踊っていた。中華系移民の人もいる。文化交流、国際交流、いいことですね。平和なり。
天気の良い朝に散歩して、併設のカフェでブランチが超オススメ!オークランドの東にあるビーチも最高なので、そこでのカフェもいいでしょう。ええところですNZ。 夢の試合へ、電車に乗って 7日目。夜にオークランド、エデンパークで、NZ×フランスの試合がある。モーテルの裏が郊外列車の駅だったので、自動車ではなく電車で観戦しにいくことにした。渋滞しても自動車の方が楽かもしれないが、オークランドのダウンタウン中心部にも行ってみたいから。 駅は無人。踏切無し。ホームは島式も先端がスロープでバリアフリー。切符は近くの商店で購入する。あるいは車内で車掌から購入。ちなみにW杯のチケットがあれば、決められた時間帯は無料で電車に乗れる。公共交通の利用促進策です。
英国式なので、ホームは高いが、車両との間には大きなギャップ。往路は周りに担いでもらった。車掌がスロープを敷いてくれるが、スロープは先端車両に備え付け。日本では駅に置いてあるけど、欧州とかでは車両に置いてある。
乗り換えた中心部の駅。新しいので完全バリアフリー対応。でも車両は古く、ホームとの段差は解消されず。試合の日だからかもしれないが、電車利用の人は結構多かった。 オークランドのダウンタウン。港にはイベント会場があって、盛り上がっていた。その海岸線から、スタジアムまで、ファンウォークというのが企画され、歩けるようになっていた。距離は4キロと書いてあったので、大丈夫と思ったら、これがとても大変。すごい坂道。かなりのアップダウン。高速道路の陸橋も3つほど越えるし、丘も多数、直線では4キロも、実際は6キロぐらいか。 道中、ホットドックを無料提供している団体がいた。美味かった。夜のネオン街も通り抜けた。NZでも都会のオークランドでは怪しい店もたくさんあるんだと知った。車で娼婦を拾う人がいた。交渉の速さに驚いた。スタジアムに近くなると、沿道の家ではパーティが開催されており、歩く観客を盛り上げていた。 ようやくスタジアムに到着したのは、試合開始30分前。もっと早くつくと思ったが、2時間くらいかった。これを「歩くと楽しい!」と紹介するあたり、NZ人のタフさ、力強さがうかがい知れる。日本人じゃ誰も歩くことを想像しない距離だもの。 8万人収容。巨大です。私の座る車いす席は、バックスタンドの1階席最後列。2階席が上にあるので雨に塗れませんが、視界が遮られるので、ちょっと不満。個人の好みなんですけど、空が見える席がいい。すると斜め角にも開放的な車いす席があった。
さて試合。本場の本場。ガチのガチ。スピードと緊張感。半端なし。グループリーグのこの試合は、NZがフランスに快勝。最高の出来栄えで皆が満足で笑顔。 この後、両チームは決勝で再戦。決勝戦ではNZは大苦戦も、なんとか勝利して、2回目の世界一に。もしNZが優勝してなかったら、その悲しみはどれだけ深いことか、NZが優勝して一安心。良かったです。 |