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ブラジル コンフェデレーション杯12

2013/06

リゾート地「プエルト・バジャータ」


高速バス

グアダラハラから、自動車で4~5時間。太平洋岸にリゾート地「プエルト・バジャータ」がある。北米(米国、カナダ)からの旅行者が多いリゾート地。メキシコでは、カンクンが有名だが、その次に有名かな。

高速バスは、色んな会社があると思うが、利用したのは写真の会社。大都市の場合、市内中心部ではなく環状道路の外に乗場があることが多い。渋滞を避けるのが大きな理由。ここもグアダラハラ市内ではなく、隣町ザポパンから発着。1時間に1本と多発なので、予約しなくても乗れる。

片道414ペソ(3000円)と、予想より高額。 往復だと785ペソ(5500円)。値段の高いバス会社なのか、バスは豪華で快適。映画付き。予約時に最前列を希望して、その席に座る。座席までは床を這ったり、手すりや座席を持ってプッシュアップ。

到着地プエルト・パジャータ。バス乗場のトイレ。2つしかない便器の一つが、いわゆる車いす対応。狭いけどなんとか車いすが入る。完璧でなくても、バリアフリーが意識されていることは、とても嬉しい。


プエルト・バジャータを散策

プエルト・パジャータ。街をぶらぶら。
でも、歩ける街じゃない。自動車(レンタカー、タクシー)で移動が必要。歩道の路面も悪い。基本的には、ホテルでの滞在型リゾート。ホテルから現地ツアーに申し込み、参加するというパターン。イルカと泳いだり、鯨ウォッチングが有名です。

男一人旅。1泊だけど、豪勢にリゾートホテルへ。2~3万円するところも多いが、ここは1万円を切る値段。ネット予約。キャンセル不可の激安価格。朝食なし。初期にできた老舗リゾートホテルなので安かった。

古いからか、バリアフリーはあまり良くなかった。そもそも階段や段差が多い構造。スロープあるけど後付けばかり。プールへ行くのも、かなり急なスロープしかなかった。

車いす対応部屋は1つのみ(233号室)。シャワーだが椅子がない。シャワーの切り替えボタンも上で届かない。ベランダへは段差があり出れない。車いす対応部屋の意味がない。

ホテルの外は車いすで歩くのはちょっと難しい。段差だらけの歩道。パンクしそうな悪い路面。大型ホテルが10キロ以上も海岸沿いに並ぶ北米リゾート地。ホテルライフを楽しむしかなく、外への移動はタクシー(外国人料金で安くない)なので、ちょっと動きにくい。家族でのんびりするなら良いが、一人で来たので退屈だった。


メキシコのバリアフリー

バジャータのショッピングセンター。車いす&妊婦さんの駐車スペース。米国と同じ基準でバリアフリーも整備されますが、車いす利用者は多くないので、妊婦さんにも対象を広げたと推測。面白いアイデアです。デザインもわかりやすいです。

高級ショッピングセンターの歩道。歩行者優先の道路環境です。近年、世界中で増えてきた、歩道の底上げ。自動車にとってガクンと衝撃で不快ですが、減速を促せます。


大きい便座

ところで、メキシコは肥満率が世界一。コーラの消費量も世界一。体重が重たいからか、トイレの便座は頑丈。便器も穴も大きい。下半身麻痺で、お尻が浮かせない私には、穴が大きいため、お尻を拭くのが簡単で楽だった。ちなみに肥満率2番目は米国。日本は先進国の中で最下位。太っていない。よって日本の便座やトイレは世界と比較して小さいです。


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