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メープル街道 (3)

2014/10

オタワ / カナダ


360度紅葉

10月中旬だったが、そろそろ紅葉が終わりかけ。日本より1か月早い感じ。日本の紅葉の方が綺麗という人がいた。期待していなかったが、現実は違った。度胆を抜かれた。規模が違う。360度全て紅葉。何時間も続く紅葉。そりゃ国旗になるさ。高速道路沿いにも、赤カエデが植えてあったり、美しい。日本の桜を思い出すが、それよりも時期が長く、色の種類も豊富。規模が大きすぎて、きれいな写真はとれなかったが、住宅街の木々を撮影。

トロントから、首都オタワへ。小さな町を寄り道しながらのドライブ。スミス・フォールズという町。運河(五大湖と大西洋を結ぶ)の中継地。鉄道の跳ね橋があった。とても珍しいと思うので記念撮影。

鉄道博物館があった。朝なので開館前。外からでも蒸気機関車などが見れた。交易地として栄えたようですね。鉄道、船、運輸の町。

紅葉のメープル街道。世界屈指のドライブコースだと思う。公園に立ち寄り、落ち葉を踏みしめるのも楽しい。サイクリングしたら最高だろうなあ~

パースという町で森林を散歩をして、カフェで朝食。メープルシロップのパンケーキ(ホットケーキ)。メレンゲが入っていて、ふわふわで美味しかった。

パースの中心部。時計台の下にあった公衆トイレ。男女兼用、車いすも兼用。素晴らしいです。

食後の散歩。豊かな森が広がっています。これが町の中心。犬を飼っている人には最高の環境。マラソンランナーも良いですね。アスファルトでなく、土の上を走れる。

 


首都オタワ

カナダの首都はオタワ。米国、オーストラリア、ブラジルなんかも同じで経済首都と政治は別の街。小さくて何もないだろうと期待していなかったが、思ったより都会だった。紅葉が最も美しい街というのも本当。公園や遊歩道がよく整備されていた。住みたいと思う。

国技アイスホッケーの試合があった。NHLオタワ・セネターズ。公式サイトには、車いす席の場所の記載はなく、購入もできない。電話予約か、アリーナで購入してくださいのみ。日本の悪い球団みたいな券売方法。一般的に日本より、バリアフリーの進むカナダでも、まだ不十分なことはあるのだと驚いた。

ホーム開幕2試合目。土曜の夜。だめ元でアリーナに立ち寄ったら、切符が買えた。

夜の試合まで時間があるので、オタワ市内を観光。中心部の寺院と美術館を見たりする。入場料が2000円以上と高いし、トロントで美術館を見たこともあり、オタワの美術館の中には入らなかった。その美術館前に、六本木ヒルズにもある蜘蛛のオブジェ「ママン」があった。スペインのビルバオでも見たことあるので3体目。調べると作家はフランス人。カナダとつながる。

カナダの国会議事堂を眺めて。美しいポトマック川。紅葉も見事。気温は低く、もう冬になる。

さて、夜はアイスホッケーへ。車いす利用者の駐車場(有料、アリーナの隣)に停めることができてラッキー。本来なら、カナダの身体障害者駐車スペース許可証が必要だろうが、住民でないので当然持っていない。でも、お手製の車いす運転者ステッカーでOKだった。外からも、車いすが積んでいるのも見えるしね。

2万人収容のアリーナ。3階席の最後列の半分が車いす席。残りは立見席。パイプ椅子が置かれ、車いす客だけでなく、階段歩行苦手など一般客も利用可能。300人ぐらいは座れる。専用でなく併用だから数が作れる。 詳しくは、観戦記をご覧ください。

その車いす席からの映像。


ローレンシャン高原

オタワから川を渡ると、ケベック州。公用語がフランス語に変わる。道路標識もフランス語へと変わった。

紅葉で有名なローレンシャン高原。紅葉は既に散っていた。9月下旬~10月上旬が良いだろう。スキー場になっているので、リフトやゴンドラに乗って紅葉の山を見学できるというわけ。別にここでなくても、そこらじゅうが紅葉です。ただ設備が整い、見やすい、宿泊施設なども整っている。まあ、素晴らしいところ。再訪したい!と思わせる数少ない場所です。


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