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イギリス、ベルギー、オランダ (6)

2012/06

歩いて散策 / アムステルダム


電車移動

最終目的地はアムステルダム。17年振りに、ベルギーからの電車移動。ブリュッセル駅のホームにエレベーターはついたが(昔は貨物用か、エスカレーター)、電車はやっぱり階段。オランダ国内なら新型タイプで、もう少し車両とホームの段差が少ないのがあるのだが、国際列車になるとホームの形状も違ったりするから、バリアフリー化ができないのかな?

車いすマークのある車両に乗車したが、段差はそのまま。なぜマークがあるのという感じ。車両にあるトイレがちょっと広くてゆったりタイプ(車いす対応)だったのが、マークの理由だと推測。

ブリュッセル南駅のホーム。駅員さんがいたので介助を頼みました。スロープがホームに置いてあったので持ってきてくれました。オレンジの制服なのでオランダ側の職員と思う。北欧とかでは、このスロープが車内に畳んで置いてあったりします。

トイレはこんな感じで車いす対応。列車の中のデザインは、日本よりも優れていますね。座席が外され、車いすスペースがあったり、自転車を置けるようになっているところがある車両もあります。

アムステルダム駅に到着。点字ブロック(誘導)が珍しくありました。床のデザインが消えているので、明らかに後付け。日本と違って大きいですが、突起は少ないです。

宿までは、トラムで移動。すべて低床。乗りやすいです。アムステルダムのトラムを乗りこなせれば車いすでの観光も容易です。


アムステルダム市内観光

1日歩いて市内観光。楽しく歩ける街です。運河が綺麗。中心のダム広場はちょっと味気ない。裏通りに入ったりして散策するのがオススメです。

ゴッホ美術館で記念撮影。私は過去2度、来ているので中に入らず。入館料も安くないですから。一人の作家の作品が集中して展示されているのは、世界でここだけ。必見の美術館。ゴッホは生前、絵がまったく売れなかったことも影響していますね。

訪問時期は、サッカー欧州選手権が開催中。街はオランダチームの色、オレンジ一色になっていました。家のベランダから、旗を出したり、垂れ幕を出したりする光景は壮観。日本じゃ想像がつかないほど、欧州ではサッカー熱が凄い。テレビの視聴率も半端ないです。

サッカーの応援もそうですが、人が集まる場が欧州にはあります。街中にある広場。青空の日曜午後、カフェに座っておしゃべり。一人でも何することなく広場にくれば楽しくなれる。時には大道芸人もいる。賑わいがある。旅行案内している5名はいずれも飲んべえのため、ビール休憩。こんな広場や空間が日本にもあると、うつも減るのではないかと思う。

花市場に立ち寄り見学。名物ですもんね。美しいです。

スーパーで買い物。夕食は惣菜やビールなどを買って宿泊先で食べます。買物カゴの持ち手が長く、ツルツルの床を引っ張れるようになっていました。狭い敷地で大きなカートは邪魔になるから。飲料など重たい買物も多いから。高齢者にも持てるからでしょう。

最終日。アムステルダムのスキポール空港への移動。電車に車いすマークあれど、やっぱり段差あり。ホームに駅員さんがいたので、スロープを用意してもらいました。

到着駅の空港ではスロープがなく周りの乗客に頼んで担いでもらいました。もちろん駅員さんい言えば介助依頼ができますが、その手続きが面倒なので、勝手に乗っています。

KLMオランダ航空のチェックイン。荷物にタグをつけて預けることまで、全てがセルフサービスに。機械には日本語もあるのですけど、語学が苦手などパニックになるかも。車いすは特別な荷物になるので、別のカウンターがあります。セルフサービスの説明や手助けをしてくれる職員もいますが、なんでも簡素化、低価格化の流れですね。


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