イギリス、ベルギー、オランダ (3)
2012/06
本場のミュージカル / ロンドン
ユーロスター チケット手配 飛行機の搭乗拒否はあったものの、なんとか代替飛行機を手配し、無事にロンドン到着。翌日にすべきことは、ユーロスターのブリュッセル行き切符手配。今の時代、ネットでチケット購入できるのだが、車いす席もボタンがあったのだが、エラーでNG。現場手配するしかなかった。ちなみに日本の新幹線も未だに駅に電話予約でかなり面倒です。 ロンドンの地下鉄は車いすで利用できる駅は限られるため、バスでセントパンクラス駅へ移動。バスは100%ノンステップバス。全てに乗ることができます。ちなみに車いすは無料。前扉から入らないし。 ユーロスターのチケット。窓口に来たら簡単に車いす席が購入できた。発券には少々時間かかるが。値段は通常の半額以下。介護者1名も同等。座席は1等席の車両。食事付き。座席が1つとられ、車いすが入れるようになっている。トイレも車いす対応。ただし、ホームから車両は大きな段差。スロープを用意してもらわないといけない。優遇よりも同じ値段で、もっと簡単に利用したい。 こちらは銀行の両替所。低いカウンターもありました。バリアフリー対応です。セントパンクラスは新しい駅なので利用しやすい。2001年にユーロスターでパリに行ったときはウオータールー駅で古かった。発着駅が変わっていたことは今回まで知らなかった。まあ当然か。
新しい駅の構内、おしゃれなオープンカフェで遅めの朝食。値段も高い分、味も美味しかった。英国料理ではなく、ベルギー料理。 切符手配が完了すれば、バスで大英博物館へ。来月から始めるロンドンオリンピック・パラリンピックの金メダルが展示されていました。 ミュージカル 4回目のロンドン訪問にして、初めてのミュージカル鑑賞。劇場のバリアフリー情報があるので、どの劇場が利用でき、車いす席があるのかわかるようになった。座席図に車いすマークがあれば一番わかりやすいが、英語での記述のみ。車いすでアプローチできる(段差なくアクセス)座席はどこか、入口やトイレなど。電話予約だと大変だが、インターネットで座席指定をして購入できる。車いすから乗り移って座れる座席が売り切れていたら困るが、早めに手配すれば大丈夫。 「レ・ミゼラブル」と「雨に唄えば」を観賞した。衝撃を受けた。まず箱が素晴らしい。劇場に歴史がある。日本だとプレハブ小屋みたいで無機質で趣がない。音楽が素晴らしい。オーケストラまではいかないが、20人ほどで演奏。指揮者もいる。
歌唱力、演技力、踊り、すべてが一流。観客の雰囲気もいい。ミュージカルって演出だけで音は良くないってイメージが覆された。毎夜30以上の演目があるロンドン。そりゃ本場は違うわ。 奮発して、連夜のミュージカル観賞。英語が苦手でもストーリーがわかりやすい演目を選択。劇場の近くのパブでビールを飲んでから出陣。時間をつぶせるカフェやパブがたくさんあるのが素晴らしい。
1階席の中央部、端の席なら、車いすでもアクセス可能。舞台は予想通り、1幕の最後に実際に雨が降ってきます。前方の座席には水しぶきが飛んできます。 過去のロンドン訪問で、ミュージカルを見なかったことに後悔。でも過去の訪問では、アーセナル×マンチェスターU、イングランド代表のW杯予選と至極のサッカー観戦だった。仕方ありません。天気も観光も飯もダメだけど、サッカーとミュージカル、そしてパブのビールは最高! オリンピック会場へ 4回目のロンドン訪問。来るたびに、バリアフリーが良くなっている。嬉しい。情報のバリアフリーが進み、地下鉄は駅に車いすマークが標準記載。どこの駅が利用できるか一目瞭然。バスはどれもノンステップで全てOK。 五輪会場を見に行くのに、新交通DLRを利用。全駅完全バリアフリー。ホテルから、新交通DLRの市内終着駅の一つ、タワーゲートウェイ駅へ。ガラガラ。 ホームと車両の段差もなし。隙間もなし。日本も見習って欲しいなあ。介助ゼロで乗れますから。 ロンドン五輪のメインスタジアムが見えてきました。でもちょっと遠すぎ。広大なオリンピックパークの敷地です。 オリンピックパークの入口にある、ロンドン最大のショッピングセンターを散策。全然かわいくない大会マスコットと記念撮影。 オリンピック会場のメインとなるスタンステッド駅。地下鉄、鉄道、新交通、バスと、全ての交通の要所に。これにユーロスター新駅も加わります。公共交通の整備がとても良いですね。 五輪メインスタジアムやその周囲は工事中で、近くで見れなかったので早々に退散。車いすで通れる改札もバッチリ。 |