イスラームの世界へ (6)
2012/09
エスファハーン / イラン
飛行機 マシュハドから、テヘラン経由で、エスファハーンへ。飛行機移動。いきなりトイレの写真ですが、テヘランのメフラバード国内空港ターミナルに、1つだけあった車いす対応トイレ。奥のアラブ式は必要ないと思うのだけど、だって車いすが入ると扉が閉まらないんだよ。狭くて。イランでは、トイレはちょっと問題です。とにかく洋式が無い!
マシュハド空港は新しい。セキュリティでは、大事なあそこを触られた。当たった。車いすのクッションもチェックのためX線に通す。しっかりしているなあ。 巡礼客で障害のある人や高齢者も多いのだろう、車いす客の扱いも慣れたもの。大きな空港でないのに、リフトカーが5台もあった! まあ2台あれば充分だと思うが、利用客が多いのだろう。イラン航空の機内。座席は満席。映像モニターが普通のテレビで、なんとも手作り。ソニー製で嬉しい。
テヘランで乗換え、一晩過ごして、エスファハーンへ。エスファハーン空港は市内はかなり遠いが、タクシーで10ドルほど。チケット売場でカードを貰う。するとマイクで番号を呼び出し、該当のタクシーが来るシステム。順番待ちも公正で合理的で素晴らしい。 世界の半分と讃えられた古都 エスファハーンの街はとても綺麗。緑が多い。ゴミが少ない。歩道が整備され歩きやすい。街の中心を流れる川には、古くから橋がいくつもかかっている。その周辺は遊歩道が整備。
昼ごはんは、地元の高級ファーストフード。その名も「ケンタッキー・ハウス」。メニューも雰囲気も、米国のケンタッキー・フライドチキンにそっくり。まだ時間が早いのでガラガラ。
さて、世界の半分と讃えられたイマーム広場へ。最も美しい広場の一つ。他に印象に残った世界の広場は、ベルギー・ブリュッセルのグランパレス、イタリア・シエナのカンポ広場。
超有名なモザイク模様も、ちょっと不思議な気持ち。ここを模して造られたウズベキスタンのサマルカンドを訪問したことがあるので新鮮でなし。素敵な広場も、米国、イスラエル?に対するような政治的メッセージの看板が。それはちょっと興ざめ。
モスクの中に入るのには、古い扉に段差。担いでもらうしかありません。
古い建物が多いため、美術館などに入るには階段。よって諦めました。広場の周囲は、素敵な商店街で囲まれていますが、バイクの侵入を防ぐ車止めがあって、車いすは入れない。どうしたか? 広場にも面した商店で入口があるところもあるので、そこから中へ。買物はしないのだけど。
スロープもあったりしますが、基本的に車止めばかりで、大変です。車道を通ってイマーム広場に入ることに。バイクが古い商店街を走ったりして本当マナーが悪いですから、車止めは仕方ないのかも。
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