モンゴル旅行
2012/05
首都ウランバートル ゴールデンウィークに、北京とモンゴルの一人旅。草原で馬に乗って、ゲルに泊まれば、モンゴルも楽しいだろう。それは無理だとわかっていたので、モンゴル滞在は1泊だけにした。その選択は正解。訪問国を増やすための旅行となった。 空港の名前は「チンギス・ハーン」。格好いい感じ。歴代の皇帝の肖像画も飾れています。キレイでした。設備もバッチリ。空港の2階で両替。白タクに乗って市内へ。10,000 MNT(700円)。車イスで宿泊できそうなホテルを事前に調べまくったが、いいところがなかったので予約しなかった。安宿や民宿もたくさんあるが、いずれもアパートの2階とか、階段ばかり。現地で歩いて探そうと思った。とりあえず、タクシー運転手に「いいところを紹介して」と頼んだ。でも通じない。結局、目をつけていた4つ星ホテルへ。歩いて探せそうな雰囲気もなく、そこに泊まることにした。 荷物を置いて、外へ散歩。表通りを歩きたいが、歩道がガタガタ。車道は自動車で溢れる。仕方なく、裏通りを歩く。もちろん車道。ときおり自動車がすれすれで通り過ぎる。うーんどこも段差。 なんとかスフバートル広場へ到着。首都ウランバートル。車いす利用者にとって最もバリアフルな街だと言える。自動車が多く運転も荒い。歩道を歩かないと危険だが段差だらけ。車いすNG。実際に車いすの人もいない。 加えて、商店、ビル、建物、すべての入口が階段や段差。分厚い無機質な建物も段差の奥が入口。冬や雪の影響もあるだろうが、中に入れない。レストランにも入れない。お店の商品も見れない。ネットカフェにも入れない。外からは店の中が見えないし、モンゴル語はキリル文字でわからない。 ピンクのここはレストラン。ぱっと見でもわかりにくいでしょう。店の中が道路から見えるから判別できた。ここも段差。でもこれは少ない。やっと見つけた、車いすで入れそうなレストラン。従業員に担いでもらう。 メニュー。キリル文字でさっぱりわかりません。英語も中国語も通じない。指差して、とりあえず注文。 出てきたのは、サラダだった。オーダーミス。国民食でもある揚げ餃子「ホーショル」は、きちんと通じた。 サラダでは腹は膨れないので、改めて定食を注文。これはガイドブックの写真を見せながら、なこんなのないかと頼んだら、出てきました。美味しかったです。しかし米の盛りつけが、セクシーなのは意識してか? テレビでもロシアのエロいドッキリ番組が流れていたし。。。 訪問前は、中国に近いイメージがあったが、間違いだった。完全にロシア寄り。旧ソ連邦の国々にそっくり。モンゴル語はロシア語と同じキリル文字。人々の服装もロシアに近い。女性はセクシーな格好ばかり。体の線を強調。胸元の開いたシャツ、ミニスカート。顔は中国人より日本人っぽいのに。完全に性的にオープンな文化なようだ。若者は、やんちゃな格好が多い。ガラの悪い人もいる。それは万国共通か。 日本に帰国して、電車に乗って「全然、女性の服装が違う」と感じた。ウエストラインが緩やかで、体の線を出さない服装ばかり。胸の強調なんてない。男女の区別があまりない格好。セックスアピールも少ない。考えると男性も女性も、中性的になっている。同じ顔や体型でも、文化って違うなあって感じた。 ホテルのボード。天気予報は4月のままで変えてない。訪問したのは5月だが、最低気温がマイナスになることもある。内陸なので寒暖の差は激しい。訪問中は、気温に恵まれ、温かった。標高も高く、緯度も高いので、日差しが強いので、紫外線には注意。
1泊2日のウランバートル観光を終えて、飛行場へ。飛行場には、車いすトイレがありました。これには安心。搭乗ブリッジもあるので、乗り下りも簡単でした。
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