アフリカ大爆走(1)
2003/12 - 2004/01
エトーシャー国立公園 / ナミビア
レンタカー 南アフリカのヨハネスブルク空港で、ナミビアの首都ウィントホックへの航空券を購入した。ウィントホックの空港でレンタカーを借りようとしたが、オートマチックの車はメルセデスベンツの高級車しかなく、なんとか食い下がると、とある会社が街にあるからとようやく手配。日曜日だったので、街のオフィスは閉まっているので、ウィントホックに1泊して、翌朝に借りに行く。
レンタカー会社には日産の車が待っていた。日本でいうとサニーかな。バッチリです。持参した手動装置をつけて、いざ出陣。日本と同じ左側通行。広い道。交通量が少ない。運転は快調。初めてのアフリカドライブに興奮を隠せない。
乾燥地帯を、いざエトーシャー国立公園を目指し北へ進む。約6時間のドライブ。何にもないところなので、車は少なく、平均120キロぐらいでドライブ。ときにはもっとスピードを出す。平らな一本道も多い。大きな木の下に休憩スペースなどある。ちょっと休憩。 動物の楽園 エトーシャー国立公園の中に入ったら、いきなりキリンがいたので驚いた! さすが動物の楽園。公園は、とてつもなく大きい。関東平野ぐらいの大きさがある。そこに観光用の道路が走っている。動物保護(隔離)のため公園の周りはフェンスで囲まれている。 アフリカでどこでもよくみられるインパラです。お腹の下が白色なのが特徴の鹿です。南部アフリカの象徴スプリングボクは、胴体の横が白色。シマウマ模様はニャーラと呼ばれます。鹿は、もう本当にそこらじゅうにたくさんいます。
エトーシャーパン(平原)は、乾燥地帯。塩湖も大きく広がる。その平原にワイルドバッファロー(ヌー)が、草を食べていた。野生。野生。野生。
外国人観光客の多くは、南アフリカのケープタウンからのトレッキングツアーに申し込んできている。でっかいトレーラーに十数名が乗り込み、キャンプをしながら南部アフリカの大自然を堪能する。シマウマの向こうに黄色いトレーラーが見えます。動物の集まる水場が絶好の観察ポイントなんです。道路の横に、シマウマの死骸がありました。ライオンに襲われて食べられたのでしょうか? それとも病死で干からびたのか?
南ゲートの近く、オカクエポ・リゾートにある水飲み場。 ここはキャンプ場から、そのままベンチに座って24時間、動物を眺めることができる。最高の場所!早朝、ぼーっとしていると、遠くにグレーの影が見えた。象が歩いてきた。体のこすれる音、泣き声、踏みしめる音、まさに大自然。 鼻を上手に使って水を飲んでいます。象の鼻ってすごいですね。象がいるときは他の動物は近寄ってこなかったけど、色んな動物が水飲み場で見れました。
道路上のあちらこちらに落ちている物体。象のうんち。野生の証拠です。とっても大きく、ポリバケツをひっくり返したような感じ。それが何十個も、何百個も、何千個も落ちている。象のうんちが多いところ、食い散らかしている木々があると、近くに象が来ていたという証拠です。
別の水飲み場の近くでは鹿の大集団。何百匹もの鹿が草を食べていた。静かに近づけば逃げない。そして、エンジンを切ってじっと待って観察します。
ダチョウです。うまく写真が取れなくて残念。走っている姿がとってもとってもかわいいんです。お尻をぷりぷり振りながら愛嬌たっぷり。それでいて、ダチョウの走るスピードの速いこと。車が近づくと逃げちゃいます。
シマウマちゃん。どこにでもいます。いつも集団で動いています。後ろは広大に広がる塩湖です。
水飲み場にいた象を観察していると、動き出しました。先回りして、エンジンを止めて待っていると、その象が近づいてきた。ほんとに目の前に。あわててエンジンをかけてバックしたところの写真。踏まれたら大変ですから。いやーすごい迫力。
訪れたのは雨季ですが、エトーシャーの観光シーズンは乾期。木々の緑が少なくなって動物を見つけやすいこと、水飲み場に動物が集まりやすいことが理由です。
こちらは、イボイノシシですね。道の真ん中で立ちんぼしていました。かなり大きかったです。車の中にいなかったら確実に怖い。
サファリでは、ビッグファイブと呼ばれる大物がいます。 象、ライオン、水牛、サイ、豹、その5つです。その中でも豹が最も珍しいといわれます。エトーシャーでは、その豹を見ることができました。かなり珍しい写真ですよ。夜行性なので昼寝をしているところです。豹は木の上で生活をするんです。ネコ科。外見が似ているチーターは、地上で生活します。そんな違いがあります。
エトーシャー。一日何時間運転しても見飽きることありません。敷地もめちゃくちゃでかいし、自分で車を運転して爆走できるし、本当にすごいです。世界最高のサファリといえるでしょう。 ★おばさま4名を案内 in 2006 ナミビア。最高なところなので、おばさま4名を案内することになりました。 レンタカーを借りて、同じルート+ケープタウンまでの大移動。写真はこちらの方がきれいなので是非。
★家族旅行 in 2019 子どもをナミビアに連れていきました。たくさん動物が見れました。チーターが凄かった。
無料アップグレードで、本格的4WDのレンタカーになりました。公園内のロッジは満室で泊まれなかったけど、すぐ外にあるロッジに車いす対応部屋があり、とても素敵なデザインでした。
国立公園の中ではない普通の田舎道を走っていたら、キリンに遭遇しました。幸せな瞬間。. |